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ギンザケ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ギンザケ
ぎんざけ / 銀鮭
coho salmon
[学]Oncorhynchus kisutch

硬骨魚綱サケ科の魚。かつてはギンマスともよばれた。アジア側は北千島、オホーツク、カムチャツカ半島、北アメリカ側はアラスカからカリフォルニア州に至る河川に産卵する。体はずんぐりして尾柄が太く、背面は緑色を帯びた鈍い藍(あい)色で小黒点が散在する。幼魚期を河川で過ごすが、その期間は南方では1~2年、北方では4年に及ぶこともある。春に銀毛(ぎんけ)とよばれる銀灰色となって降海し、海で1年を過ごすと成熟して川に回帰する。近縁のサクラマスと生態学的地位が同じであるが、両者の母川分布域はほとんど重ならない。北アメリカでは釣りの対象魚としても重要である。内水面、海面の両方の飼育が容易で、各地で養殖されている。西洋料理に向いた魚で、美味である。[石田昭夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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