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クリスマスローズ クリスマスローズ Helleborus niger; Christmas rose

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クリスマスローズ
クリスマスローズ
Helleborus niger; Christmas rose

キンポウゲ科の多年草ヨーロッパ原産。切り花用に栽培され,また花壇にも植えられる。 12月~2月に,直径約 6cmの緑白色花弁状の5萼片の花をつける。

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知恵蔵2015の解説

クリスマスローズ

キンポウゲ科の多年草。主として欧州からコーカサス中部、遠く離れて中国(四川、湖北、甘粛)に分布し、その数は15〜20種といわれる。常緑のものが多いが、一部は冬に葉が枯れる。植物学上の属名はヘレボルス(Helleborus)だが、英名のクリスマスローズの方がよく知られている。本来クリスマスローズと呼ばれるのはニガー(H.niger)という種で、アルプス中西部とアペニン北部の山地に分布し、12〜2月頃に白い花を咲かせる。東欧から西南アジアに分布するオリエンタリス(H.orientalis)をクリスマスローズと呼ぶことが多い(英国ではレンテンローズと呼ぶ)。栽培の対象は主としてオリエンタリスの交雑群で、英国やドイツで流行し、日本でも愛好家が増えつつある。

(森和男 東アジア野生植物研究会主宰 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

クリスマス‐ローズ(Christmas rose)

キンポウゲ科の多年草。高さ15~30センチ。葉は手のひら状の複葉で、根際から出る。冬から春、花弁状の紫色を帯びた萼(がく)をもつ花を開く。根を強心・利尿薬としたが、有毒。ヨーロッパの原産で、観賞用。 冬》

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百科事典マイペディアの解説

クリスマスローズ

ヨーロッパ原産のキンポウゲ科の常緑多年草で,暖地ではクリスマスの頃から開花するのでこの名がある。掌状に深裂した葉を根生し,早春,15〜30cmにのびた花茎に径5〜6cmの花を1〜2輪つける。

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世界大百科事典 第2版の解説

クリスマスローズ【Christmas rose】

ヨーロッパ原産のキンポウゲ科の多年草。12~2月の冬季に開花をするのでこの名がある。冬咲きの草花として有名だが,日本で栽培の多いのは本種ではなく,同属で春咲きのレンテンローズH.orientalis Lam.(英名Lenten rose)(イラスト)や種間交配して作出された品種群であることが多い。いずれも草丈20~40cmの常緑多年草で,黒く短い根茎をもち,葉は根生する掌状複葉をつけ,全株無毛である。

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大辞林 第三版の解説

クリスマスローズ【Christmas rose】

キンポウゲ科の常緑多年草。ヨーロッパ原産。根生葉は掌状。冬、高さ約20センチメートルの花茎を出し径5センチメートルほどの花をつける。紫白色を帯びた花弁状の萼片が五個ある。観賞用。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クリスマスローズ
くりすますろーず
Christmas rose
[学]Helleborus niger L.

キンポウゲ科の常緑多年草。ヨーロッパの原産で明治の初めに渡来した。根茎は太く短い。葉は根生し、15~30センチメートル、掌状複葉で革質、暗緑色。小葉は7~9片で先端部に鋸歯(きょし)がある。花茎はよく分岐して1~3花をつける。花の大きさは径5~6センチメートルであるが、花弁は小さく、筒状で、雄しべより短く目だたない。萼(がく)の5片が大きく花弁状をなして美しく、咲き始めは白色で、のちに紫色を帯びる。根にはサポニンが含まれていて強心剤、利尿剤として用いられる。変種も多いが、オリエンタリスH. orientalis Lam. は西南アジアの原産で、花茎が分岐して3~6花をつける。緑色または黄緑色で縁辺は紫色。花期は4、5月で、栽培されるものの多くは本種の系統が主体になる。寒さに強く、排水のよい半日陰地を好む。繁殖は11月ころの株分けが普通で、実生(みしょう)もできる。[猪股正夫]

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世界大百科事典内のクリスマスローズの言及

【有毒植物】より

…しかし用量安全域がせまく,副作用として食欲不振,悪心,嘔吐をさそい,多量に使用すれば心臓停止による死を招く。キンポウゲ科のフクジュソウ,クリスマスローズ,キョウチクトウ科のキョウチクトウ,ストロファンツス,ユリ科のオモト,カイソウ,スズランなどにも同様の成分が存在する。ストロファンツスはアフリカの原住民によって,矢毒として利用されていた。…

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