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クリタマバチ(栗玉蜂) クリタマバチ Dryocosmus kuriphilus

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世界大百科事典 第2版の解説

クリタマバチ【クリタマバチ(栗玉蜂) Dryocosmus kuriphilus】

膜翅目タマバチ科の昆虫(イラスト)。クリの大害虫。雌だけで繁殖し,雄はまれ。成虫は黒色で体長約3mm。年1回の発生で6~7月に羽化し,クリの腋芽(えきが)の内部に産卵する。若齢幼虫で冬を越し,翌春,幼虫が発育を始めると,その芽は肥大して虫こぶとなる。虫こぶは直径が1cm以上に達するものもあり,中に数匹の幼虫が入っている。虫こぶとなった芽は,葉の展開が妨げられるので,多数寄生された場合はクリの生産に影響し,さらに木全体が枯死することもある。

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世界大百科事典内のクリタマバチ(栗玉蜂)の言及

【クリ(栗)】より

…品種は数が多く,1913年には約500品種が記録されている。果樹園としての面積は大正時代の末期から増加したが,41年ごろに発生したクリタマバチのため生産は減退した。その後,クリタマバチ耐虫性品種の森早生(もりわせ),丹沢,伊吹,筑波(つくば),銀寄(ぎんよせ),石鎚(いしづち),岸根,利平などの普及によって栽培面積は増加している。…

【虫こぶ】より

…しかし,作物,果樹にできた虫こぶは,生育の妨げとなる。例えば,ブドウネアブラムシ,タマナコフキアブラムシ,モモコフキアブラムシ,モモコブアブラムシ,クワシントメタマバエ,マツシントメタマバエ,クリタマバチなどによるものである。虫こぶを作らせる物質は未知であるが,昆虫の種類によって産卵する植物の種類も部位も,できる虫こぶの形も決まっている。…

※「クリタマバチ(栗玉蜂)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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