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クリンカー クリンカー clinker

翻訳|clinker

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クリンカー
クリンカー
clinker

高熱によって半融解状態に固まった鉱物性物質。セメントクリンカーマグネシアクリンカー,ドロマイトクリンカーなどがある。セメントクリンカーは,石灰石,粘土,酸化鉄,ケイ石を混合し,一部が融解するまで焼成して得られるが,これに石膏を加え細かく砕くとセメントが得られる。

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デジタル大辞泉の解説

クリンカー(clinker)

鉱物質が半溶融状態で焼き固まった塊。粉砕するとセメントになる塊、燃料の燃焼によって窯の壁面などに融着した灰、過焼されて溶融状態になり変形したれんがなど。焼塊(しょうかい)。

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百科事典マイペディアの解説

クリンカー

鉱物の粉砕物をその成分の一部が溶融する(半融状態)まで焼成し,全体を塊状に焼きしめたもの。焼塊とも。一般にはセメント製造において石灰石と粘土を粉砕・調合し,ロータリーキルンなどで焼成したものをいい,これを粉砕してセメントをつくる。
→関連項目ポルトランドセメント

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岩石学辞典の解説

クリンカー

噴石(cinders(volcanic))をいう.クリンカーは石炭の灰が熔融してガラス状あるいは鉱滓状になったもの,火山噴出物では熔岩の表面に発達する破砕部分に用いる.

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世界大百科事典 第2版の解説

クリンカー【clinker】

焼塊ともいう。鉱物あるいは無機物質が半融状態で,定まった形状とはならずに,焼き固まったもの。この状態を得るには,原料中に少量の融点の低い物質が含まれていることが必要である。ポルトランドセメントロータリーキルンから出たときクリンカー状になっているので,セメントとして出荷するにはクリンカーを破砕,粉砕する必要がある。このほか,工業的に製造される酸化マグネシウム(マグネシア),石炭を焼いたあとの灰がクリンカー状である。

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大辞林 第三版の解説

クリンカー【clinker】

粉砕された鉱物を溶融温度で焼きかためたもの。特に、セメントの製造過程でできる塊状の物質。これを粉砕してセメントを作る。焼塊。
炉壁などに付着する灰やかす。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クリンカー
くりんかー
clinker

溶融または部分的に溶融あるいは半溶融状態になった塊で、焼塊(しょうかい)ともいう。たとえば次のようである。
(1)燃料の燃焼によって窯の中に残った灰の一部。灰の中にフラックスflux(他の物質に混合すると、そのものの融点を下げる物質。融剤または媒溶剤ということもある)が多いと、灰が受ける温度以下で融点に達し、その結果溶け始め、窯の火格子や壁面に融着する。
(2)石灰石と粘土との混合物を溶け始める温度で焼成して得られる塊。この型のクリンカーを微粉砕すると、ポルトランドセメントのような水硬性セメントが得られる。
(3)多孔性のものと区別して、高度に溶化した状態のれんがまたはタイル。
(4)焼成中に偶然に過焼されて部分的に溶融状態になり、変形したれんがなど。れんがの場合は過焼れんがと称する。[素木洋一]

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