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クロムグリーン chrome green

色名がわかる辞典の解説

クロムグリーン【chrome green】

色名の一つ。クロームグリーンとも表記する。クロムイエロー色顔料を加えて作られた絵の具の鮮やかな色のこと。またはこれに似た色。青色顔料の量によって色合いは少しずつ異なる。クロムイエローはクロム酸鉛を主成分とする顔料。オランダの画家ビンセント・ヴァン・ゴッホが愛用したことで知られる。クロムグリーンは顔料、絵の具、インクなどに用いられる。

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百科事典マイペディアの解説

クロムグリーン

(1)酸化クロム(III)Cr2O3を主成分とする緑色顔料。陶磁器,ガラスなどの着色に使用。(2)クロムイエロー紺青(こんじょう)の混合物からなる緑色顔料。

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大辞林 第三版の解説

クロムグリーン【chrome green】

クロム-イエローと紺青の混合物からなる緑色顔料。耐光性・着色力に優れ、印刷インク・クレヨンなどに広く用いられる。また、セラミック顔料としては酸化クロム(Ⅲ)のこと。クロム緑。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クロムグリーン
くろむぐりーん
chrome green

一般の無機顔料では黄鉛と紺青との混合物をさし、場合によっては、さらに硫酸バリウムやクレーなどの体質顔料を混ぜたものもあり、色調は黄鉛と紺青との混合比で種々のものが得られる。ただし、両者を混合して製品としているものは少なく、使用する直前に両者を希望の色調が出るよう配合する場合がほとんどである。着色力、隠蔽(いんぺい)力はきわめて大きい。耐光、耐候性はあるが、大気中の二酸化硫黄(いおう)で変色、また硫化水素でも黒変する。またアルカリには弱い。ほとんどカラートタン用に使われるほか、ペイント、印刷インキ、クレヨンに用いられる。
 一方、セラミック顔料の分野では酸化クロムアルミニウム(AlCr)2O3系固溶体でCr3+の多い組成の緑をさす。水酸化アルミニウムAl(OH)3と酸化クロム()Cr2O3とを配合、約1300℃の焼成で得られる。[大塚 淳]

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世界大百科事典内のクロムグリーンの言及

【酸化クロム】より

…暗緑色六方晶系結晶。きわめて安定で,クロムグリーンとして広く顔料に用いられ,ガラス,陶器などの着色に使われる。アルミナと同形。…

※「クロムグリーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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