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クーリエ クーリエCourier, Paul-Louis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クーリエ
Courier, Paul-Louis

[生]1772.1.4. パリ
[没]1825.4.10. アンドルエロアール,ベレス
フランスの風刺作家,ギリシア学者。革命時代や帝政期には軍人生活をおくったが,王政復古時代にはツール近在の領地に隠退し,ブルボン王朝の反動政治に対する機知にあふれた政治的パンフレットを発表,ボルテールの後継者的役割を果した。他方,ギリシア文学への傾倒によって A.シェニエの衣鉢を継ぎ,また,その文体の純粋,優美,典雅によってフランス最後の古典主義作家とも呼びうる。『パンフレットのパンフレット』 Pamphlet des Pamphlets (1824) などのほかに,ギリシア文学のすぐれた翻訳がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

クーリエ【Paul‐Louis Courier】

1772‐1825
フランスの風刺文作家,ギリシア学者,書簡作家。革命期から第一帝政期にかけては,砲兵士官として陸軍に勤務するかたわら,古代ギリシアの文学を研究し,イソクラテス等の作品を翻訳した。1809年フィレンツェの図書館でロンゴスの《ダフニスとクロエ》の未刊の断片を発見したが,その一部をインクで汚してしまった。それが故意にやったしわざだと言って非難され,論争がわき起こった。翌年,それまで流布していたアミヨによるこの作品の仏訳を改良して出版。

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大辞林 第三版の解説

クーリエ【courier】

急使。特使。特に、外交文書や外交行囊こうのうを運ぶ使者。伝書使。

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世界大百科事典内のクーリエの言及

【外交】より

…外交官の席次や儀礼に関しては,外交団の内部で討議し,時に共同行動をとる。 外交伝書使クーリエcourrierともいう。本国政府と外交使節団の相互の間(もしくは外交使節団相互間)で,外交行囊を運搬する特別の使者で,運搬にさいしては身体の不可侵権を享有する。…

※「クーリエ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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