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グロドノ グロドノGrodno

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

グロドノ
Grodno

ベラルーシ西部,グロドノ州州都。首都ミンスクの西約 250km,ポーランドとの国境に近く,ネマン川にのぞむ。 1128年の記録に公国の首都として現れ,13世紀にはリトアニアの支配下に入った。のちポーランド領となり,1793年第2回ポーランド分割がここで署名され,95年第3回分割でロシア領に編入された。 1919~39年には再びポーランド領,45~91年ソ連領。多くの旧跡があり,12世紀の小礼拝堂,16~17世紀の聖堂,ポーランド王ステファン・バトリの城砦 (1580頃) ,同アウグスト3世の城 (18世紀) などが有名。主要工業は窒素肥料,カプロラクタム,繊維,皮革,製靴,電気暖房器具,プレハブ家屋,食品などである。教育,医科,農業などの大学,歴史・考古学博物館がある。鉄道,ハイウェーの分岐点。人口 28万 4800 (1991推計) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

グロドノ【Grodno】

ベラルーシ共和国北西部の同名州の州都。人口28万4000(1991)。ポーランド,リトアニアとの国境に近く,ネマン川に面する交通の要地。地名は12世紀初頭のグロドノ公国の名に由来する。14世紀から16世紀にかけてリトアニア大公国下にあったが,その後はポーランドとロシアの支配が交互に繰り返され,第2次世界大戦後ソ連邦に属する。古くから繊維工業が行われているが,現在では食品・化学・機械工業,木材加工業も盛ん。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

グロドノ
ぐろどの
Гродно Grodno

ベラルーシ(白ロシア)共和国グロドノ州の州都。人口30万7000(1998)。市街地はネマン川の両岸に広がる。12世紀以来の古都で、一時ポーランドの首都となった。1863年のベロルシア農民蜂起(ほうき)の中心地。河港を有し、鉄道、道路、河川交通の要地で、木材、農産物の集散地。ラシャ、たばこ、皮革、製靴の軽工業と、機械、化学、金属工業が盛ん。12世紀創建の寺院など、中世来の建造物も多い。[山本 茂]

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