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ケーニヒ Koenig, Marie-Pierre (-Joseph-François)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ケーニヒ
Koenig, Marie-Pierre (-Joseph-François)

[生]1898.10.10. カーン
[没]1970.9.2. ヌイリシュルセーヌ
フランスの陸軍軍人。第2次世界大戦初期にはノルウェーとフランスで戦い,ドイツ軍のフランス占領後,1940年6月イギリスに脱出,ドゴールの自由フランス軍に参加。 42年5~6月旅団長として北アフリカのビルハッケイムで E.ロンメル将軍の枢軸軍の進撃を食止め,44年占領下の本国で対ドイツのゲリラ軍を指揮した。終戦時にはドイツ駐留フランス軍司令官となった。 50年軍を退き,国民議会にドゴール派として出馬。 54,55年の2回,国防相をつとめた。

ケーニヒ
König, Friedrich

[生]1774.4.17. ザクセンアイスレーベン
[没]1833.1.17. オーベルゼル
ドイツの印刷技術者。 20歳までライプチヒで印刷技術を修得したのち,印刷機の改良に没頭。出資者を求めてロシアまで旅行し,1806年ロンドンに行き,まず平版印刷機の特許を取り,11年蒸気機関と連動できるシリンダ (円筒式) 輪転印刷機を開発。これは1時間に片面 1100枚の印刷能力があり,新聞印刷費を 25%節減できた。 17年ロンドン・タイムズ社を辞してドイツに帰り,印刷機製造を始めたが,これがのちにケーニヒ=バウアー社に発展した。

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デジタル大辞泉の解説

ケーニヒ(Friedrich König)

[1774~1833]ドイツの印刷技術者。英国へ渡って、最初の円圧型印刷機を製作。帰国後、高速輪転印刷機の発明に成功した。

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百科事典マイペディアの解説

ケーニヒ

ドイツの印刷技術者。ザクセン生れ。1811年ロンドンでドイツ人技師A.F.バウアー〔1783-1860〕の助力で,蒸気動力による高速回転輪転式印刷機を発明。1813年イギリスの《タイムズ》がケーニヒの高速輪転機を購入,新聞・雑誌の安価多量な印刷に道を開いた。
→関連項目輪転機

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デジタル大辞泉プラスの解説

ケーニヒ

《König》ドイツ海軍の戦艦。ケーニヒ級のネームシップ。1913年進水、1914年就役の弩級戦艦。第一次世界大戦中はユトランド沖海戦などに参加。1919年、スカパ・フロー沖にて自沈

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世界大百科事典 第2版の解説

ケーニヒ【Friedrich König】

1774‐1833
ドイツの技術者,印刷業者。ザクセンの生れ。バウアーAndreas Friedrich Bauerと協力,1811年蒸気機関と連動できる輪転式印刷機を発明,15世紀以来大きな変化のなかった印刷技術を革新した。17年バウアーと共同でビュルツブルクに印刷機製造工場を設立。高速輪転機の生産を行い,漸次大量生産に入りはじめた19世紀前半の新聞・出版業に,格好の生産手段を提供する。1813年イギリスの《タイムズ》がこのケーニヒの輪転機を買い(この機械で印刷を開始したのは1814年11月29日号から)日刊紙生産に大変化をひきおこすのが,そのことを象徴している。

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367日誕生日大事典の解説

ケーニヒ

生年月日:1906年7月5日
ドイツの社会学者
1992年没

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世界大百科事典内のケーニヒの言及

【氏族制度】より

… なおアングロ・サクソン語のシブsib,古高ドイツ語のジッパsippa,ゴート語のシブヤsibjaなどの系統の語は,ケルト語系のクランclanの語とならんで,こんにち氏族を意味する術語として用いられているが(英語sib,ドイツ語ジッペSippe),その本来の意味は明確ではない。むしろ,原始インド・ヨーロッパ語の語根ganに由来するサンスクリットのガナスganas,ギリシア語のゲノスgenos,ラテン語のゲンスgensなどと同系統の,ゴート語のクニkuni,古代北ヨーロッパ語やアングロ・サクソン語のキンkyn(英語のキンkin),中高ドイツ語のキュンネkünneなどの中に,ゲルマン人自身が氏族を意味したことばがあって,後日〈国王〉を意味するクニングkuning(ドイツ語ケーニヒKönig)の語は,もと氏族長あるいは部族長を意味したものではないかという。
[アステカとインカ]
 モーガンは,16世紀の初めにスペインの征服者と対決したメキシコのアステカ族の政治機構を,ヨーロッパ人の諸記録にもとづいて検討した結果,歴史家がこれを王国とか帝国とか称するのは,まったく想像上の擬制にすぎず,事実は,アステカの国家なるものは,イロコイ諸族と同様の,氏族―胞族―部族という組織の上に形成された3部族の連合体であったことを,とくに《古代社会》の1章をさいて詳論している。…

【印刷機】より

…このころはちょうどナポレオンが台頭してきたときであり,新聞発行部数も激増していたので,高速印刷機の出現が要望されていた。1814年,タイムズ社の要請によってドイツ人ケーニヒFriedrich König(1774‐1833)とバウアーAndreas Friedrich Bauer(1783‐1860)は押胴式印刷機を作って,平らな版盤を往復させ加圧して印刷する近代的方法を発明した。従来,夜半の12時に原稿がそろうと,朝の6時までに12台の印刷機に1台あたり2人の工員がついて,交代で印刷しても1万部印刷するのがやっとであったが,ケーニヒとバウアーの機械では,1台に2人がついて約1万枚を刷ることができた。…

【印刷機】より

…このころはちょうどナポレオンが台頭してきたときであり,新聞発行部数も激増していたので,高速印刷機の出現が要望されていた。1814年,タイムズ社の要請によってドイツ人ケーニヒFriedrich König(1774‐1833)とバウアーAndreas Friedrich Bauer(1783‐1860)は押胴式印刷機を作って,平らな版盤を往復させ加圧して印刷する近代的方法を発明した。従来,夜半の12時に原稿がそろうと,朝の6時までに12台の印刷機に1台あたり2人の工員がついて,交代で印刷しても1万部印刷するのがやっとであったが,ケーニヒとバウアーの機械では,1台に2人がついて約1万枚を刷ることができた。…

※「ケーニヒ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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