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高温計 コウオンケイ

5件 の用語解説(高温計の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

こうおん‐けい〔カウヲン‐〕【高温計】

高い温度を測定する温度計。高温物体に触れた金属の電気抵抗の変化を利用する抵抗温度計や、高温物体が発する光の輝度の違いを利用する光高温計などがある。

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百科事典マイペディアの解説

高温計【こうおんけい】

高い温度の測定に使う温度計。抵抗温度計熱電温度計,高温専用には光高温計放射温度計などがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

こうおんけい【高温計 pyrometer】

数百℃以上の高い温度を測るための温度計。各種の温度計の原理は,ほぼすべて高温にも適用できるが,現実には,測ろうとする温度にさらされた温度計の部品が,その高温に耐えて機能し続けられるかどうかなどの問題があるので,実用的な高温計の種類は限られることになる。すなわち抵抗温度計では,白金線で素子をつくったものが1000℃程度まで,熱電温度計では白金線や各種の白金ロジウム合金線の組合せが1500ないし1700℃程度,イリジウム・ロジウム系のものが2000℃程度,タングステンレニウム系のものが2400℃程度まで利用できる。

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大辞林 第三版の解説

こうおんけい【高温計】

普通の温度計では計れない高い温度を測定するのに用いる温度計。白金温度計・熱電温度計・光高温計・放射高温計など。パイロメーター。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

高温計
こうおんけい

高い温度を測定する温度計。ここでは高温をいちおう1000℃以上をさすものとする。高温計には熱電対(熱起電力を利用して温度を測定するため、2種の金属線を接合したもの)を使用するものと、熱放射を利用するものとがある。
 熱電対を使用するものは、一般に熱電温度計とよばれている。操作が簡単なこと、ほとんど一点の温度が測れることなどの利点があり、広く使われているが、高温測定には耐熱性の熱電対を使用しなければならない。使いやすいものは貴金属系熱電対で、使用可能最高温度は1700℃から2000℃ぐらいまでである。これらは空気中で使用できる。2500℃ぐらいまで使えるものには、タングステン系あるいは炭化物系のものがあるが、これらは酸化に弱いので、還元性あるいは中性気体中で使用されなければならない。
 熱放射を利用する高温計には、放射エネルギーの強さを測るものと、放射エネルギーの波長分布を測るものとがある。前者はさらに光高温計と放射高温計とに分けられ、後者で実際に使われているのは色温度計(または二色高温計)である。光高温計は、温度を測定しようとする物体の表面の輝度を測るが、もっとも普通に使われるのは線条消失型である。レンズによって被測温体の像をフィラメントの位置につくり、フィラメントに流す電流を調節して、被測温体の輝度とフィラメントの輝度とを一致させると、フィラメントは視野からは消えて見える。あらかじめ、被測温体の温度とフィラメントに流す電流との間の数値の対応をとった曲線(校正曲線)をつくっておくと、電流を読んで温度を知ることができる。近年は、肉眼によってではなく、光電池などの電気光学的方法で輝度合わせをするものも使われている。被測温体の放射率は実際にはかならず1より小さいので(完全黒体では1)、これによる補正が必要である。放射高温計は、被測温体の表面から放射されるエネルギーの量を測る。エネルギーの測定法としては、やはり電気光学的なやり方が用いられる。色温度計は、被測温体からの放射を二つの波長(帯)に分けて測定し、それらの比から温度を知る。[沢田正三]

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