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共鳴器 きょうめいきresonator

翻訳|resonator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

共鳴器
きょうめいき
resonator

共鳴を利用して,振動または波から特定振動数の成分を取出す装置。 (1) 普通は音に対する装置をさし,共鳴箱とも呼ぶ。弦楽器の胴,ピアノの響板管楽器の管などは,形は違っているが,すべて共鳴箱である。内部に振動する空気柱をもつ木の箱も共鳴器の1種で,響箱という。これは,たとえば音叉の音を大きくするのに使われる。 (2) 電磁波や電気振動の場合には共振器という。

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デジタル大辞泉の解説

きょうめい‐き【共鳴器】

特定の振動数の音だけに共鳴するようにした中空の器。複雑な音を分析するのに使用。
電波に共鳴する電気的装置。共振器。

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世界大百科事典 第2版の解説

きょうめいき【共鳴器 resonator】

音の波長に比べて小さな寸法の空洞に小孔があけられたもので,共鳴を利用して,共鳴振動数の音だけを取り出したり,振動数を知るのに用いられる。この共鳴器では,空洞の中の空気はばね,孔の空気は質量に相当して,一つの共鳴(振)系が構成される。とくに音の入口となる孔に頸部をつけてつぼ状の容器としたものを,ヘルムホルツのレゾネーター(共鳴器)という。この共鳴器に,さらに耳に当てる小孔をあけて聞くと,共鳴振動数の音は,直接に聞く場合よりもはるかに大きく聞こえ,さらに外部の音がなくなっても,共鳴器の中ではある程度は音が持続する。

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大辞林 第三版の解説

きょうめいき【共鳴器】

特定の振動数の音にだけ共鳴するようにつくられた器。普通は中空の箱や管。複合音の中から一つの振動数の音(純音)を拾い出す時などに用いられる。

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