翻訳|resonator
音の波長に比べて小さな寸法の空洞に小孔があけられたもので,共鳴を利用して,共鳴振動数の音だけを取り出したり,振動数を知るのに用いられる。この共鳴器では,空洞の中の空気はばね,孔の空気は質量に相当して,一つの共鳴(振)系が構成される。とくに音の入口となる孔に頸部をつけてつぼ状の容器としたものを,ヘルムホルツのレゾネーター(共鳴器)という。この共鳴器に,さらに耳に当てる小孔をあけて聞くと,共鳴振動数の音は,直接に聞く場合よりもはるかに大きく聞こえ,さらに外部の音がなくなっても,共鳴器の中ではある程度は音が持続する。またヘルムホルツのレゾネーターでは固有振動の上音の振動数が基音に対して非常に離れているので,共鳴振動数の違った多数のヘルムホルツのレゾネーターを使えば,周波数分析器として複雑な音の部分音をさがすことができる。共鳴振動数の音に対して,共鳴器の孔の部分の空気は激しく振動し,摩擦によって音のエネルギーを吸収することになる。そのため,共鳴器は特定の振動数の音に対する吸音構造として利用されている。
→音響設計
執筆者:子安 勝
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
1/16 デジタル大辞泉プラスを更新
1/16 デジタル大辞泉を更新
12/10 小学館の図鑑NEO[新版]魚を追加
10/17 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新
8/22 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新