コロイドミル(英語表記)colloid mill

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コロイドミル
colloid mill

超微粒にする粉砕機の総称。普通の粉砕手段では不可能な細分化を行なう装置で,固体粒子を液体とともに,きわめて接近して回転する二つの面の間に流し込み,液体に剪断力を与えて,固体を微粉化して液体中に分散させるようになっている。回転面を歯状にしたものもあり,1μm以下のコロイドに近いものが得られる。普通はこのような湿式のものが多いが,ほかに乾式など各種の形式がある。製紙,ゴム,化粧品,食品などの充填材,顔料,塗料,エナメル工業に利用される。

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百科事典マイペディアの解説

コロイドミル

超微粉砕機の総称。大きな相対速度をもつ2面(ディスクおよびステーター)間の小間隙(かんげき)に原料を送入し,間隙間流体に起こるせん断力と衝撃を利用して,固体を微粉化し,液中に分散させる。きわめて柔らかい固体の微粉化,凝集粒子の分散などに使用。主として湿式。
→関連項目ホモジナイザー

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世界大百科事典 第2版の解説

コロイドミル【colloid mill】

液体中に懸濁した固体粒子ないし異相液滴を強い剪断力を加えて微粒化し,同時に均一に分散させる装置。ふつうは高速回転するディスクとステーターの間の細い間隙を高圧で懸濁液を通過させる高速回転ミルであるが,スラリーポンプ状のもの,液体かくはん槽型式のもの,さらに最近ではボールやビーズを入れた容器にかくはん機構を入れた媒体かくはん型微粉砕機もコロイドミルとして用いられている。主として食品工業や医薬品工業などで利用されている。

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