サンジョバンニ洗礼堂(読み)サンジョバンニセンレイドウ

デジタル大辞泉の解説

サンジョバンニ‐せんれいどう〔‐センレイダウ〕【サンジョバンニ洗礼堂】

Battistero di San Giovanni
イタリア中部、トスカーナ州の都市ピサにあるピサ大聖堂に付属する円筒形の洗礼堂。12世紀半ばから14世紀にかけて建造。下部はロマネスク様式の列柱とアーチで構成され、上部はゴシック様式の尖塔をもつ。内部にはニコラ=ピサーノが彫刻を手がけた説教壇がある。1987年、「ピサのドゥオモ広場」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。
イタリア中部、トスカーナ州の都市フィレンツェ、サンタマリア‐デル‐フィオーレ大聖堂の正面に向かい合うように位置する洗礼堂。11世紀から12世紀にかけて建造されたロマネスク様式の八角形の建物で、北側と東側の門扉にはロレンツォ=ギベルティが手がけた青銅製のレリーフがある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界の観光地名がわかる事典の解説

サンジョバンニせんれいどう【サンジョバンニ洗礼堂】

イタリア北部のフィレンツェ(Firenze、〈英〉Florence)にあるサンタマリアデルフィオーレ大聖堂(Cattedrale di Santa Maria del Fiore)に付属する洗礼堂。ドゥオーモ(大聖堂)の正面に建つ八角形のロマネスク様式の建築物で、12世紀から13世紀初めまでの長い期間をかけて完成し、大聖堂の礼拝堂に入る前に、洗礼式を施す施設として使われてきた。内部の天井には「最後の審判」のほか、聖書にまつわるモザイク画がある。この建物で最も有名なのは、ミケランジェロが「天国への門」と呼んで激賞したロレンツォ・ギベルティの手による東側の扉(第2の青銅扉)。建物に取り付けられている扉はレプリカで、本物はドゥオーモの付属博物館に所蔵されている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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