サーモグラフィー

化学辞典 第2版の解説

サーモグラフィー
サーモグラフィー
thermography

】赤外線の熱作用を利用する複写法.原稿と感熱層を密着させて赤外線を照射し,画像部での赤外線吸収による温度上昇を利用して画像をつくる.多種の方式が考案され,短時間にドライで画像形成ができるが,熱の拡散のため写真方式に比べて解像力は劣る.【】物体から発する赤外線を検出して,温度分布を画像パターンとして表示する方法.赤外マッピングともいう.In-Sb,Geなどの半導体赤外検知器によって,対象物の微小部分の温度分布をディスプレイに濃淡として描く.機械の異常発熱部の検査,人体の異常部発見,そのほか広く利用されつつある.

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精選版 日本国語大辞典の解説

サーモグラフィー

〘名〙 (thermography) 物体の熱分布を図として表わし分析する装置。体表面温度測定装置。

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デジタル大辞泉の解説

サーモグラフィー(thermography)

物体の熱分布を図として表し分析する装置。医療では皮膚の温度分布を測定し、それを色分布などで画像化して乳癌(にゅうがん)などの診断に用いる。熱画像カメラ

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世界大百科事典 第2版の解説

サーモグラフィー【thermography】

物体や生体の表面の温度分布を画像として表す方法をいい,臨床検査では患者皮膚表面の温度分布を画像として観察し診断情報の一つとする検査法をいう。赤外線輻射温度計で検出した温度を電気特性の変化としてとらえ,光の強弱再変換して画像をつくりあげるもので,皮膚表面の連続した温度分布を観察できるようになっている。実際の医学的利用では,(1)血流変化から病変部位を推定すること,(2)病変の回復経過を観察することに主眼がおかれる。

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