コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

シェルパ族 シェルパぞくSherpa

翻訳|Sherpa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シェルパ族
シェルパぞく
Sherpa

ネパール,エベレスト南麓の山岳地帯に居住するチベット系高地民族。人口約 10万と推定される。シェルパとはチベット語で「東の人」を意味し,シェルパ語はチベット語の一方言で,チベット人と風俗,習慣がよく似ている。宗教はラマ教で,農業,牧畜業に従事する。またヒマラヤ登山にはアシスタントとして欠くべからざる存在であり,日本登山隊ともなじみが深い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

シェルパぞく【シェルパ族 Sherpa】

ネパール東部,エベレスト峰南ろくの高地に住む民族。人口約2万4000(1971)。また同民族出身の登山ガイド,高所ポーターをもいう。ドゥード・コシ川上流のソル・クーンブ地方に本拠をもつが,もともと東部チベットからヒマラヤを越えて移住してきたといわれている。チベット語で〈東(シャル)の人(パ)〉を意味する。その言語はチベット語の方言で,チベット仏教(ラマ教)を信じ,チベット風の生活様式や風俗習慣,社会制度をもつ。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のシェルパ族の言及

【ヒマラヤ[山脈]】より

…パンジャーブ・ヒマラヤからネパール・ヒマラヤにかけての主嶺以北の高地に,インド人からボテまたはボーティアと呼ばれるチベット人が住んでいる。エベレスト峰南ろく一帯に住むシェルパ族,旧シッキム王国の支配層,ブータン王国の多数派の人々も,強くチベット文明の影響を受けている。ただし東部ネパールやシッキム,ブータンでは,主嶺の南面の高地がチベット文明の世界となる。…

※「シェルパ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

シェルパ族の関連キーワードサガルマータ国立公園ナムチェバザールアパ・シェルパネパール人テンジンヒラリー

今日のキーワード

ディーセント・ワーク

ディーセント・ワーク(Decent Work)とは1999年、ILO(国際労働機関)のフアン・ソマビア事務局長が就任時に掲げたスローガンです。「人間らしいやりがいのある仕事」「適切な仕事」などと邦訳さ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android