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シロアリモドキ

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百科事典マイペディアの解説

シロアリモドキ

昆虫綱の中の1目の総称。紡脚(ぼうきゃく)目ともいう。日本に2,3種,世界から約2000種が知られる。不完全変態で,一見シロアリに似る。前肢の第1ふ節に糸腺をもち,糸をつむぎ出して筒状の巣をつくる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シロアリモドキ
しろありもどき / 擬白蟻
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昆虫綱シロアリモドキEmbioptera(紡脚(ぼうきゃく)目)の昆虫の総称。不完全変態をする細長い小形の昆虫で、世界の熱帯地域を中心に約200種が知られ、日本には3種が生息する。コケシロアリモドキは、九州の海岸地域と奄美(あまみ)大島に分布し、地衣類などが生えた樹幹のくぼみに絹糸で巣をつくり、少数の個体が集団で生活している。タイワンシロアリモドキは、台湾から沖縄の八重山(やえやま)列島にかけて分布し、石の下や落ち葉、枯れ枝の間などに営巣する。シロアリモドキは、沖縄本島に分布の記録がある。この類最大の特徴は、前肢第1(ふせつ)に絹糸腺(けんしせん)をもつことで、扁平(へんぺい)に大きくなった節の中に多数の絹糸腺があって、絹糸液は第1、第2節の下面にある剛毛の中を通って分泌される。この絹糸でテント状やトンネル状の巣をつくり、少数個体が集団生活をする。雄はときに灯火に集まり、ほぼ同じ大きさのはねをもつが、雌は一般に無翅(むし)で、巣の中で子を育てる。[森本 桂]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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