ジカルボン酸(読み)ジカルボンさん(英語表記)dicarboxylic acid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ジカルボン酸
ジカルボンさん
dicarboxylic acid

分子内に2つのカルボキシル基をもつ化合物の総称。シュウ酸コハク酸酒石酸グルタミン酸は天然に存在するジカルボン酸である。工業的にはアジピン酸 (ナイロンの合成原料) ,グルタミン酸 (調味料) ,フタル酸などが重要である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ジカルボン‐さん【ジカルボン酸】

〘名〙 (dicarboxylic acid の訳語) 分子内にカルボキシル基二個をもつ有機化合物。蓚酸・マロン酸・琥珀酸などの脂肪族飽和ジカルボン酸、マレイン酸・フマル酸などの脂肪族不飽和ジカルボン酸、フタル酸・イソフタル酸などの芳香族ジカルボン酸に分類される。一般に無色無臭の結晶。水溶液は酸性を示す。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内のジカルボン酸の言及

【カルボン酸】より

…カルボキシル基-COOHをもつ有機化合物の総称で一般式RCOOHで表される。カルボキシル基が1個のものをモノカルボン酸,2個のものをジカルボン酸,3個のものをトリカルボン酸と呼ぶ。また,炭化水素基Rの種類によって,脂肪族カルボン酸,芳香族カルボン酸とか飽和カルボン酸,不飽和カルボン酸などという。…

※「ジカルボン酸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

ラグビーワールドカップ2019日本大会

2019年9月20日から11月2日まで、日本で行われる15人制ラグビーの世界大会。ラグビーユニオンの国際統括団体であるワールドラグビー(World Rugby)が主催し、ナショナルチームの世界一を決定...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android