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ジグモンディ ジグモンディRichard Adolf Zsigmondy

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デジタル大辞泉の解説

ジグモンディ(Richard Adolf Zsigmondy)

[1865~1929]オーストリアの化学者。ドイツで活動。コロイド化学を研究し、コロイド粒子を観察するための限外顕微鏡を発明。1925年、ノーベル化学賞受賞。

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世界大百科事典 第2版の解説

ジグモンディ【Richard Adolf Zsigmondy】

1865‐1929
オーストリア生れのドイツの化学者。最初ウィーンに学び,ミュンヘン大学で有機化学を学び,ベルリン物理学者クントA.A.Kundtの助手,グラーツの工業大学私講師を経て,イェーナショットSchott・ガラス会社に入ったのち,ゲッティンゲン大学教授(1907‐27)。ガラス会社で色ガラス不透明ガラスを研究し,有名なエナガラスJenaer Glas(商品名)を発明したが,その間に金の赤色コロイド溶液ルビー色ガラスの類似からコロイドに興味をもち,金のコロイド溶液を研究し,ガラス表面を着色するために古くから用いられた〈カシウス紫purple of Cassius〉が細かい金の粒子とスズ酸の混合物であることを示した(1898)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ジグモンディ
じぐもんでぃ
Richard Adolf Zsigmondy
(1865―1929)

オーストリア出身、ドイツで活動したコロイド化学者。4月1日ウィーンに生まれる。ウィーン大学で学んだのち、ミュンヘン大学で1890年に有機化学の学位を取得、そのあと有機化学から離れた。ベルリンで有名な物理学者クントと仕事したのちグラーツで教え、続いてイエナガラス工業会社に入り、着色ガラス、乳濁ガラスの研究に従事したが、このころよりコロイド溶液に興味が移った。1900年ごろからは、いわゆる「限外顕微鏡」の発明に専心した。これは、空気中のほこりが側方からの強い光線で輝いて見える現象(チンダル光)を応用したもので、側方から強力な光を照射してコロイド粒子を見る暗視野顕微鏡である。これによる金コロイドの挙動の研究はコロイド化学の黄金時代を飾るもので、1925年にノーベル化学賞を受けた。1907年ゲッティンゲン大学教授となり、1929年9月24日この地で死去した。[中川鶴太郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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