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ストラディバリ Stradivari, Antonio

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ストラディバリ
Stradivari, Antonio

[生]1644?
[没]1737.12.18. クレモナ
イタリアのバイオリン製作者。現在の標準型バイオリンの創始者。ニコロ・アマーティの弟子で,17~18世紀クレモナのバイオリン製作の最大の巨匠。彼の作による楽器は,最高のものとされている。現存する楽器はおよそバイオリン 540,ビオラ 12,チェロ 50。それらの楽器は,「ビオッティ」「サラサーテ」などかつてそれを所有した名演奏家の名前を冠して呼ばれる。全音域にわたってバランスのとれた豊かな響きは,他の追随を許さない。塗料の調製法も現在なお謎とされている。

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デジタル大辞泉の解説

ストラディバリ(Antonio Stradivari)

[1644~1737]イタリアのバイオリン製作者。豊かな音量音色をもつ楽器を多数製作した。

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百科事典マイペディアの解説

ストラディバリ

イタリアのクレモナのバイオリン製作者一族。ストラディバリウスともいう。アントニオAntonio〔1644?-1737〕が代表的で,はじめN.アマーティ(アマーティ)を師としたが,1700年ころからの作品は輝かしい独特の音色で古今に比類ない名器とされている。
→関連項目クレモナチェロバイオリンビオラ

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世界大百科事典 第2版の解説

ストラディバリ【Stradivari】

17世紀後半~18世紀にイタリアのクレモナで活動したバイオリンを主とする弦楽器製作者の一族。とくにアントニオAntonio(1644?‐1737)は史上最高のバイオリン製作者といわれる。アマーティのもとで修業したのち,アマーティ型よりもやや大きく音量のある独自のバイオリンを完成し,それ以後のバイオリン製作の規範となった。今日真作とされているものには,約600のバイオリンのほかに,少数のすぐれたチェロ,ビオラが含まれている。

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大辞林 第三版の解説

ストラディバリ【Antonio Stradivari】

1644~1737) イタリアのクレモナで活躍した史上最高とされるバイオリン製作者。 → ストラディバリウス

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ストラディバリ
すとらでぃばり
Antonio Stradivari
(1644―1737)

イタリアの弦楽器製作者。史上最高のバイオリン製作者と評され、現在の標準型バイオリンは彼をもって始まるとされる。1660年代にニコラ・アマーティの弟子となり、100年以上にわたって続いてきたクレモナのバイオリン製作の伝統を受け継いだ。1680年から90年の間にアマーティのもとを離れ、それ以後独自の型を追求して、アマーティのものより大きく豊かな音色をもつ楽器を生み出した。1700年ごろから1720年ごろにかけてつくられたものは、ストラディバリの作品中もっともみごとなできばえをみせている。現存する弦楽器は約650で、うち約600がバイオリンである。そのほかにチェロやビオラなどがあるが、彼の楽器はラベルにAntonius Stradivarius Cremonenfisと名を入れているので「ストラディバリウス」の名をもち、今日も多くの名演奏家によって弾かれている。1737年12月18日、クレモナで没。92歳であった。彼の息子たちも楽器の製作を行ったが、長命であった父親の支配下にあったため、名をなさなかった。[今谷和徳]
『渡辺恭三著『ミュージック・ギャラリー4 ヴァイオリンの銘器』(1984・音楽之友社)』

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