デジタル大辞泉
「セントヘレンズ」の意味・読み・例文・類語
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「セントヘレンズ」の意味・わかりやすい解説
セント・ヘレンズ[山]【セントヘレンズ】
米国ワシントン州南部にある活火山。標高2549m。1980年5月18日に噴火し,その詳細が各種の観測によりくわしく解明されている。このときの噴火でセント・ヘレンズ火山は大規模な山体崩壊を起こして山頂を吹き飛ばし直径約2kmのカルデラを形成した。爆風は約600km2の森林を破壊し,崩壊物は岩屑(がんせつ)なだれとなって北西の谷を約28km流下,さらに泥流に変化して約120km下流まで到達し,川沿いの家屋・道路などを破壊した。また火山灰が北米全土に降下した。しかしこのような大規模の噴火にもかかわらず,噴火予知に成功し事前に作成されていた災害予測図にしたがって住民の避難・立入り規制等が行われたため,死者は62人にとどまった。
セント・ヘレンズ
英国,イングランドの北西部,マージサイド州の都市。マンチェスターと州都リバプールの中間に位置し,ガラス工業の中心地で,化学,プラスチック,金属などの工業も行われる。10万3000人(2001)。
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セント・ヘレンズ
せんとへれんず
Saint Helens
イギリス、イングランド北西部、マージーサイド県にある都市。人口17万9483(1996)。リバプールの東北東20キロメートル弱の内陸炭田に、産業革命の進行とともに急成長した工業都市。マージー川と運河で連絡している。ガラス工業の中心地として知られ、ほかに繊維、陶器、鉄鋼、真鍮(しんちゅう)、鉛、せっけん、化学、醸造などの諸工業も立地する。1896年に創設された技術専門学校がある。
[久保田武]
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