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セント・デニス St. Denis, Ruth

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

セント・デニス
St. Denis, Ruth

[生]1877.1.20. ニュージャージー
[没]1968.7.21. ロサンゼルス
アメリカの女性舞踊家。本姓 Dennis。インドや中近東,日本などいわゆるオリエンタル風の舞踊を踊って名声をはせた。 1914年 T.ショーンと結婚し,デニショーン舞踊学校を設立,M.グラハムらのアメリカ・モダン・ダンスの俊英を育てた。 31年ショーンと別居してデニショーンも解散,新たにソサエティ・オブ・スピリチュアル・アーツを創設。その作品は I.ダンカンのように自由即妙で,また,オリエンタル・ダンスを基盤とした宗教色の濃い振付であり,その舞踊は音楽の視覚化への試みであった。自伝『ルース・セント・デニス-未完の人生』 Ruth St. Denis: An Unfinished Life (1939) がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

セント・デニス
せんとでにす
Ruth St. Denis
(1877?―1968)

アメリカの女流舞踊家。ニュー・ジャージー州に生まれる。小泉八雲(こいずみやくも)の『普賢菩薩(ふげんぼさつ)の話』を題材にした『オミカ』や、インドの物語を舞踊化した『ラッダ』など神秘的・東洋的な作品を振り付け、名声を得た。1914年、弟子のT・ショーンと結婚し、翌年デニショーン舞踊団を組織(離婚に伴い32年解団)し、世界各国を巡演。26年(大正15)に帝国劇場の招待で来日し、『クワドロ・フラメンコ』『ゾキトル』『イシュタールの七つの門』などエキゾチシズムの香りの強い作品を上演している。アメリカ・モダン・ダンスの母といわれ、D・ハンフリーやM・グレアムらを育てた。晩年は宗教的な舞踊の研究と実践に集中した。著書に『終わらざる生涯』(1939)がある。[市川 雅]

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