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タバコガ タバコガ Heliothis assulta

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タバコガ
タバコガ
Heliothis assulta

鱗翅目ヤガ科。前翅長 15mm。体は比較的太く,触角は雌雄ともに糸状。前翅表は黄色地に黒褐色の波状線がある。後翅も黄色であるが,先端部は幅広く,黒褐色である。幼虫はタバコの葉を食害する。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

タバコガ【Helicoverpa assulta】

鱗翅目ヤガ科の昆虫。開張約3cm。前翅は黄褐色で,後翅は黄白色,外縁に黒色帯を有する。本種よりやや大きいオオタバコガH.armigeraとともに世界的によく知られた害虫で熱帯アジアには広く分布する。日本では北海道を除く本土と離島に産し,夏~秋に出現する。和名は当初タバコの害虫とされたことによるが実際には各種の作物に被害を与える。【杉 繁郎】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

タバコガ
たばこが / 煙草蛾
[学]Helicoverpa assulta

昆虫綱鱗翅(りんし)目ヤガ科に属するガ。幼虫は各種の栽培植物に加害し、とくにタバコ、ピーマンなどのナス科植物を好む傾向が強いため、古くからタバコの害虫とされた。はねの開張30ミリメートル内外。前翅は黄褐色、後翅は黄色を帯び、外縁部は暗色。日本では本州以南の暖地に多く、ガは7、8月に出現する。アジア、アフリカの熱帯に広く分布し、近縁種のオオタバコガH. armigeraも同様である。なお、タバコガ、オオタバコガを含む一群のガは、ヤガ科のうちのタバコガ亜科を構成し、北アメリカの内陸草原やアフリカのサバンナ地帯には多数の種が分布しているが、日本の森林帯には著しく少なく、わずかに9種が分布している。[杉 繁郎]

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