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タンカ thaṅ‐ka

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世界大百科事典 第2版の解説

タンカ【thaṅ‐ka】

チベットを中心とするラマ教文化圏で用いられる掛幅装の仏画。タンクthaṅ‐skuともいう。堂内に掛けて礼拝対象とする一方,僧侶が村々を持ち歩いて宗教儀礼の本尊としたり,絵の内容を講釈したりした。おそらくインドのパタpaṭa(絹絵)に起源し,チベットでは10世紀ごろには描かれるようになった。現存するものは17世紀以後のものが多く,現在でも描き続けられている。その作風は,古くは東インドベンガル地方やネパールの様式,またカシミール様式の影響を受け,後には中央アジアさらには中国様式の流入をみた。

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