タンブラー(読み)たんぶらー

デジタル大辞泉 「タンブラー」の意味・読み・例文・類語

タンブラー(tumbler)

底の平たい大形のガラス製コップ
機械などの、回転する部品。「タンブラー乾燥機」
[類語]コップグラスジョッキカップマグカップマグ湯飲み湯呑み茶碗

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精選版 日本国語大辞典 「タンブラー」の意味・読み・例文・類語

タンブラー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] tumbler ) 取っ手のない、底の平たい大型のガラスのコップ。
    1. [初出の実例]「無足杯(タンブラア)、鶏尾杯(コクテエルグラス)、璃球児杯(リケエルグラス)の数々を示説した」(出典食後の唄(1919)〈木下杢太郎自序)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「タンブラー」の意味・わかりやすい解説

タンブラー(ウェブサービス)
たんぶらー
Tumblr

ブログを中心にSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)的な要素を加えたウェブサービス。2007年3月にアメリカのタンブラー社Tumblr, Inc.がサービスを開始し、2013年6月にアメリカのヤフーがタンブラー社を買収して傘下に収めた。日本語の使用は2011年(平成23)から可能になった。短文や写真の投稿が基本的なサービスで、「リブログ」とよばれる他ユーザーの投稿を自らタイムラインに複製・引用できる機能に特長がある。リブログした投稿にコメントをつけることができるなど、SNSに近い機能を備えている。また、同時に投稿できる内容テキストをはじめ、画像、インターネットコンテンツへのリンク、音声、動画などと幅広い。登録および使用は無料である。人気で先行しているフェイスブックやツイッターなどと比較すると、(1)自ページのカスタマイズ性が高く、見栄えのよいウェブページがつくりやすい、(2)広告が入らない、(3)Google AdSense(グーグルアドセンス)などの広告やアフィリエイトのリンクを貼ることができる、(4)独自ドメインでの運用が可能、(5)複数の人間で一つのブログを管理・更新することや、一つのアカウントで複数のブログをもつことが可能、(6)ブログで使用されているCMSのような機能を使用できる、といった特長がある。

[編集部]


タンブラー(食器)
たんぶらー

グラス

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事典 日本の大学ブランド商品 「タンブラー」の解説

タンブラー

食器
立命館大学(京都府京都市北区)の大学ブランド。
2007(平成19)年制定のコミュニケーションマークが入ったタンブラー。3種類のデザインがあり、容量は320ml。価格は、1200円(税込)。立命館オンラインショップ取り扱い。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タンブラー」の意味・わかりやすい解説

タンブラー
tumbler

一般にコップと称する筒型の底の平らな飲料用のガラス容器。色,形,大きさは各種あるが,容量によって分けるとおもな器種には,高さの低いオールド・ファッションド・グラス,10,8,6オンスの基本形の各タンブラー,ごく細長いゾンビ・グラスなど十数種ある。

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食器・調理器具がわかる辞典 「タンブラー」の解説

タンブラー【tumbler】

ハイボール、ジントニックなどのロングドリンクからソフトドリンクまで幅広く用いる底が平たい円筒形のグラス。容量は180~300mℓ。◇「ハイボールグラス」ともいう。

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世界大百科事典(旧版)内のタンブラーの言及

【グラス】より

…成型後に再び熱処理をして強度を高める方法もとられ,一般にはグラスがぶつかりやすい上縁部の口部強化が普及している。 形状は平底のものと,脚つきのものに大別され,前者にオールドファッション,タンブラー,後者にゴブレット,ワイングラスがある。ワイングラスはワインの生産地の伝統を受けついで用いる型も異なるが,香りを逃がさないよう口がすぼまった形が基本で,注ぐときも半分から7分目くらいにとどめておく。…

※「タンブラー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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