ハイボール(読み)はいぼーる(その他表記)high ball

デジタル大辞泉 「ハイボール」の意味・読み・例文・類語

ハイボール(highball)

ウイスキーなどを炭酸水で割り、氷を浮かべた飲み物。

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精選版 日本国語大辞典 「ハイボール」の意味・読み・例文・類語

ハイ‐ボール

  1. 〘 名詞 〙 ( [アメリカ] highball ) ウイスキーなどを炭酸水で割り、氷を浮かべた飲み物。本来、背の高いグラスに入れて飲むところからといわれる。
    1. [初出の実例]「曹達(ソーダー)氷水に割り所謂ハイ・ボールにして飲む」(出典紐育(1914)〈原田棟一郎〉夜のブロードウエー)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハイボール」の意味・わかりやすい解説

ハイボール
はいぼーる
high ball

ウイスキー、シェリージンベルモットラム酒などをソーダ水で割った飲み物。ソーダ水以外にジンジャーエールなどを使うこともある。ウイスキーのソーダ割りがもっとも有名である。多くの場合、比較的口の長いタンブラーに氷塊一片とウイスキーを入れ、冷やしたソーダ水を注ぎ、バースプーンで軽く混ぜるようにしてつくる。

 ハイボールの語源には定説がない。アメリカの俗語で、列車の進めの合図に金属製の玉を高く掲げることをハイボールというところから、「進め」を「酔いのスタート」にもじったり、それがさらに転じて飲み物の呼称になったという説がある。

[原 昌道]

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飲み物がわかる辞典 「ハイボール」の解説

ハイボール【highball】


ロングドリンクタイプのカクテルスタイル一つで、スピリッツを炭酸水やジンジャーエール、トニックウォーターなどのアルコールを含まない飲料で割るもの。日本ではウイスキーのソーダ割りをいうのが一般的。

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百科事典マイペディア 「ハイボール」の意味・わかりやすい解説

ハイボール

ウィスキーを炭酸水などで割った飲物。ふつう8オンスタンブラーに氷塊を入れウィスキー30mlを注ぎ,炭酸水を満たす。好みでレモンを浮かす。ジン,ブランデー等も用いる。

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