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ダイウイキョウ(大茴香) ダイウイキョウstar anise

世界大百科事典 第2版の解説

ダイウイキョウ【ダイウイキョウ(大茴香) star anise】

果実から中華料理香辛料五香粉(ウーシアンフン)を採るシキミ科の常緑低木。トウシキミともいう。原産地は中国広西チワン族自治区からインドシナにいたる地域で,今はインド南部あたりまで東南アジア大陸部に広く栽培されている。果実は6~8個の袋果星形に配列した集合果で,直径3~3.5cm。熟すると茶褐色木質化し,割れてつやのある茶色で扁球形の種子が落ちる。果実を未熟のうちにとって乾燥し,そのまま,あるいは粉末として利用する。

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世界大百科事典内のダイウイキョウ(大茴香)の言及

【シキミ(樒)】より

…【飯島 吉晴】。。…

【シキミ(樒)】より

…山取りしたものが仏事用に売られているため,最近になって絶滅した産地が多い。トウシキミI.verum Hook.f.(八角茴香(ういきよう)または大茴香)の果実は香辛料として有名で,欧米ではスター・アニスstar‐aniseとして珍重されたが,よく似ているシキミとしばしば混同された。シキミは全木有毒で,果実はとくに毒性が強く,甘いが食べると死亡することすらある。…

【シキミ(樒)】より

…仏壇や墓に供えたり,葬式の花に最も普通に使われ,そのため単に〈花の木〉と呼ばれることも多い(イラスト)。シキミ科の2~15mの常緑の樹木。葉は互生し,全縁で先端は急に突出し鈍端。春に咲く花は淡黄緑白色。心皮は8個ほどで輪生し,多数のらせん配列するおしべに囲まれる。果実は袋果で,1個の黄土色の光沢のある種子が入っている。全木に芳香がある。暖温帯,本州,四国,九州,琉球,朝鮮最南部に分布する。日本海側では3mくらいまでの小高木であることが多い。…

※「ダイウイキョウ(大茴香)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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