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ダツ ダツStrongylura anastomella

5件 の用語解説(ダツの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ダツ
ダツ
Strongylura anastomella

ダツ目ダツ科の海水魚。全長 1m内外の細長い魚で,体は著しく側扁する。両顎は著しく長く,鋭い歯を備えている。体の背方は暗青色,腹部は銀白色である。尾柄に隆起線がない。尾鰭の後縁はほとんど直線になっている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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百科事典マイペディアの解説

ダツ

ダツ科の魚。地方名ダス,ラス,ダイガンジなど。背面は灰青色,腹面は淡い。骨は青緑色。全長1mに達する。日本〜中国南部に分布。上下両顎が著しく延びて長い嘴(くちばし)状をなし,これに鋭い歯がはえている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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ダイビング用語集の解説

ダツ

表層を泳ぐダツは光に向かって飛び込んでくる習性がある。そのクチバシは鋭く、簡単に皮膚に食い込むほどである。このため、ナイトダイビングの際には、表層では光を水平方向へ向けないようにしたい。

出典|ダイビング情報ポータルサイト『ダイブネット』
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世界大百科事典 第2版の解説

ダツ【needle fish】

ダツ目ダツ科の海産魚(イラスト)。近縁種と混称され,ダス,スズ,ナガサヨリなどの名もある。体は細長く,両あごが著しくのびくちばしとなって鋭い歯を備える。背側は濃い青緑色,腹側は白い。全長1mに達する。分布は北海道以南の各地,沿海州朝鮮半島の沿岸から東シナ海に及び,とくに南日本に多い。産卵期の夏には小群をなして藻場に現れる。卵の表面には粘着性の糸が生えており,これで海藻にからみつく。稚魚はしばらく流れ藻や流木などについており,サヨリの稚魚群に混じることも多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ダツ
だつ / 駄津
needlefishgreen gar

硬骨魚綱ダツ目ダツ科Belonidaeに属する海水魚の総称。全長1メートル余りになる大形魚が多い。体は細長く、小さい円鱗(えんりん)で覆われる。口は大きく、上下両顎(りょうがく)は著しく延長し、多数のとがった歯を備える。鱗(うろこ)に棘(とげ)がない。背びれと臀(しり)びれは体の後方に対在する。胸びれは高位にあり、腹びれは六軟条で腹位にある。側線は体の下方を走る。幽門垂はなく、腸は直走する。世界中の熱帯や温帯の海に分布する。淡水域に生息する種もある。水面近くを遊泳し、長い口と鋭い歯で小魚を捕食する。粘着糸を備えた卵を産む。世界で9属ないし10属32種が知られており、日本からはヒメダツ属ヒメダツ、ダツ属ダツとリュウキュウダツ、ハマダツ属ハマダツ、テンジクダツ属オキザヨリとテンジクダツの4属6種が知られている。
 ダツStrongylura anastomellaは、北海道から九州までの日本各地沿岸、沿海州、朝鮮半島、中国に分布する。全長は1メートルで、体は側扁(そくへん)し、尾びれは上下に直線的かまたはわずか内側にくぼむ。尾柄(びへい)部に隆起線がない。骨は青緑色である。日本沿岸の普通種で、5月ごろに沿岸の藻場で産卵する。日本近海産のダツ類中で美味とされている。[中坊徹次]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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