ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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『旧約聖書』を代表する黙示文学の傑作。『近代語訳旧約聖書』では、「預言書」(ネビイーム)として、その一書に数えられているが、ユダヤ教では預言の書から外され、第三部の「諸書」(ケスビーム)に位置づけられている。これは、黙示文学を排斥するユダヤの律法学者たちの思想の表れである。制作年代については、紀元前6世紀ごろ、本書の主人公ダニエルがバビロン捕囚中に執筆したとみる説もあるが、一般には前2世紀ごろ、シリア王アンティオコス4世(在位前175~前163)の迫害に苦しむユダヤ人同胞を励ます目的をもって書かれた文書であり、主人公ダニエルは創作上の人物であるとみなされている。ユダヤ黙示文学、とりわけ『新約聖書』の「ヨハネ黙示録」などに与えた影響は大きい。
[山形孝夫]
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
…帰還後に神殿を再建したものの(前515),アレクサンドロス大王の東征以後の混乱の中で教団は危機にさらされ,そのとき黙示思想(黙示文学)としての終末論が発生した。《ダニエル書》がその代表である。黙示思想には未来の描写はあっても構想はなく,歴史の現実を与えられた黙示に従って少しずつ切り開いていくといった性質のものである。…
…それゆえ,黙示文学の範囲については,学者の意見は分かれる。だれもが黙示文学と認める最初の独立文書は,旧約聖書中の《ダニエル書》(前2世紀中ごろ)である。しかし,すでにそれ以前に比較的短い同種類の文書が書かれ,旧約の《イザヤ書》《ゼカリヤ書》などの一部になっている。…
※「ダニエル書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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