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ダマスクス Damascus

翻訳|Damascus

世界大百科事典 第2版の解説

ダマスクス【Damascus】

シリア・アラブ共和国の首都。アンチ・レバノン山脈の東麓に位置し,人口125万(1981)。ダマスクスはラテン語で,アラビア語ではディマシュクDimashqあるいはシャームal‐Shāmという。シリア地方(歴史的シリア)の中央部にあるオアシス都市で,背後にカシオンQāsiyūn山をひかえ,南東の郊外にはグータal‐Ghūṭaの森が広がり,南へ向かってはハウラーンの農耕地帯が展開する。町の用水はバラダーBaradā川,バーナース川,ヤジード川などの小河川に依存し,13世紀にはすでに市内に流れこむ川を暗渠にした水道施設がつくられていた。

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世界大百科事典内のダマスクスの言及

【シリア】より

…また,海面下の地溝では局地的に熱帯性気候が見られ,川沿いの緑と周囲の茶褐色の山肌とが著しい対照をつくり出す。その東側は遊牧民と隊商都市(パルミュラ,ダマスクス,ボストラ,ペトラ,ゲラサ)の世界であった。そこと海岸部,とくにフェニキアの海港都市とは,山間の道路網で結ばれていた。…

【都市】より

…シリアでは,フェニキア時代になるとシドンやテュロスなどの沿岸都市が商業都市国家として繁栄し,また内陸部でも,エルサレム王国の首都エルサレムが神殿や宮殿を伴う丘上の城壁都市として確立した。ダマスクスは,前3000年ころにはすでに都市としての機能を備えていたが,アラム人やペルシア人の支配を経て,アレクサンドロス大王の征服を機にヘレニズム文化の影響が強まった。エジプトのアレクサンドリアと同じく,直線の街路にはアーケードが建設され,ギリシア風の広場(アゴラ)もつくられた。…

※「ダマスクス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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