世界大百科事典 第2版の解説
チェチェン[共和国]【Chechen】
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翻訳|Chechen
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…地域名はイングーシェチアIngushetiya。ソ連邦下ではロシア共和国内のチェチェン・イングーシ自治共和国の一部であった。チェチェン語,イングーシ語はカフカス諸語のナフ・グループ,宗教はイスラム。…
…人口100万以上の民族を,多い方から順にあげると,ロシア人83.0%,タタール人3.8%,ウクライナ人2.3%,チュバシ人1.2%,バシキール人0.9%,ベラルーシ人0.7%,モルドバ(モルドビン)人0.6%となっている(人口比は1994年の部分的調査による)。 民族・言語の系統としては,多数を占めるロシア人,ウクライナ人,ベラルーシ人は東スラブ系であるが,タタール人,チュバシ人,バシキール人,ヤクート(サハ)人などはチュルク系(チュバシについてはフィン・ウゴル系という説もある)であり,そのほか,フィン・ウゴル系(モルドバ人,ウドムルト人,マリ人,コミ人など),カフカス系(チェチェン人,イングーシ人,アバール人など),イラン系(オセット人など),モンゴル系(ブリヤート人,カルムイク人など)といった諸民族がいる。宗教的には,東スラブ系は正教であり,ボルガ・ウラル地域および北カフカスの少数民族の間ではムスリムが相対多数だがキリスト教(正教)もかなり広まっている。…
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