チュービンゲン(読み)ちゅーびんげん(英語表記)Tübingen

日本大百科全書(ニッポニカ)「チュービンゲン」の解説

チュービンゲン
ちゅーびんげん
Tübingen

ドイツ南部、バーデン・ウュルテンベルク州中央部の大学都市。人口8万1300(2000)。12世紀に起源をもつ旧市街は、ネッカー川とその左岸の支流アンメル川の間の丘陵地鞍部(あんぶ)に位置する。ホーエン・チュービンゲン城(16世紀)やマルクト広場をはじめ、古い町並みがよく残っている。新市街は、北部の丘陵地やネッカー川南岸(右岸)の谷底低地に広がっている。16世紀中ごろの宗教改革でプロテスタントの拠点となった大学(1477年創立)のほか、国立の生物・ウイルス研究所がある。産業では織物、機械、金属、精密機械などの工業が立地するほか、学術の都市にふさわしく出版印刷業に特色がある。

[朝野洋一]

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精選版 日本国語大辞典「チュービンゲン」の解説

チュービンゲン

(Tübingen) ドイツ南西部の都市。ライン川の支流、ネッカー川の沿岸にある。一〇七八年に築かれた城砦を中心に発展し、一二三一年には都市自治権を得た。大学を中心とする学術文化都市として知られる。

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世界大百科事典 第2版「チュービンゲン」の解説

チュービンゲン【Tübingen】

ドイツ南西部,バーデン・ビュルテンベルク州の都市。人口7万5000(1983)。ネッカー川に沿う。金属,機械製造,電気,出版などの産業が盛ん。都市建設は12世紀後半にチュービンゲン伯(ファルツ伯も兼ねる)によって開始され,ファルツ伯爵領の中心地となったが,1342年ビュルテンベルク領に編入される。最初の都市法授与は1263年であるが,それは1388年の都市法に包摂された。さらに1493年には,伯爵エーバーハルトによって新しい都市法が授与された。

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