コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

テルフォード テルフォードTelford, Thomas

4件 の用語解説(テルフォードの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

テルフォード
テルフォード
Telford, Thomas

[生]1757.8.9. ダムフリーンシャー,エスクデール
[没]1834.9.2. ロンドン
イギリスの建築・土木技術者。少年時代,石工に徒弟奉公し,その後ロンドンに出た。この間,独学で建築,土木の技術を修得し,1786年以降,道路,橋梁,運河,港湾の建設,改修に従事し,エルズミーア運河 (1793) ,カレドニア運河 (1822) などスコットランドの開発に貢献。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

テルフォード

英国の土木技術者。独学で土木・建設技術を学び,英国の道路,運河,橋,港湾の建設,改良に尽力,エルズミア運河(1793年),カレドニア運河(1822年),メナイ海峡つり橋(1819年―1826年)などを手がけた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

テルフォード【Thomas Telford】

1757‐1834
運河,橋梁(きようりよう),道路,港湾の建設に活躍したスコットランド生れの土木技術者。石工の徒弟となるが独学で土木建築技術を学び,1786年にシュロプシャーの土地測量士となる。93年にイギリス最大の土木工事といわれたエルズミア運河の監督となり,さらにスコットランドの開発に従事,ここではカレドニア運河や多くの橋梁,道路,港湾を建設した。テルフォードの基礎として知られる道路工法はこの間(1802ころ)に考案されたもので,彼による道路建設技術の開発と改良は,4輪馬車による道路交通の輸送量増加に大きな役割を果たした。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

テルフォード
てるふぉーど
Thomas Telford
(1757―1834)

スコットランドのダンフリー州生まれの指導的土木技術者。30歳まではエジンバラ、ロンドン、ポーツマスで建築家として活躍。やがて運河、橋梁(きょうりょう)、港湾、道路建設に数々の偉業を達成。1793年にセバーン、ディー川を結ぶエルズメア運河、1822年にはスコットランド北海岸沿いのカレドニア運河を、ナポレオン戦争によるインフレーション、材料や労働力不足と苦闘しながら完成。1819~1826年に架けたメナイ海峡吊橋(つりばし)(アングルシー島と本土とを結ぶ)は橋梁技術の金字塔。1808~1810年にスウェーデンのゴータ運河(バルチック海と北海間)を計画、1832年に完成。またスコットランドの多くの港を築き、全国1480キロメートルの道路を構築、砂利と石の4層からなる独特の道路舗装を発明した。1820年イギリス土木学会初代会長となった。[高橋 裕]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内のテルフォードの言及

【土木技術】より

…このように土木技術は軍事技術の一翼として発達してきたが,一方ではそれらとは異なる橋,運河,治水,道路舗装など,産業,市民生活と密着した分野へもその成果がとり込まれるようになり,1750年ころから,イギリスにおいてこれら市民生活の基盤を形成する土木技術に対してcivil engineering(土木工学)のことばが用いられるようになった。学会の歴史も工学分野としてはもっとも古く,1818年イギリスで世界最初の工学学会としてイギリス土木学会が設立されており,T.テルフォードが初代会長になっている。 日本に近代的な土木技術が根を下ろすのは明治維新後である。…

※「テルフォード」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

テルフォードの関連キーワードプラッシーの戦白粒岩ロスバハの戦い鳥人幸吉カノーバ冠辞考久留島義太シャルルスカルラッティ高野蘭亭

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone

テルフォードの関連情報