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トゥンベス Tumbes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トゥンベス
Tumbes

ペルー北西端部,トゥンベス県の県都。エクアドルとの国境の西約 30km,太平洋沿岸の海岸平野にあり,トゥンベス川を見おろす小高い河岸に位置する。インカ帝国時代,キトへ通じる交通路に沿って要塞が築かれたことに始る古い町であるが,発展は 1942年エクアドルとの国境紛争が解決してからで,国境の町との取引で繁栄。現在周辺の灌漑地帯に産するタバコ,綿花,米,トウモロコシ,バナナなどを集散するほか,木炭製造,精米などを行い,漁業,観光業も収入源となっている。北方にある外港プエルトピサロは 1532年 F.ピサロが上陸,ペルー征服を開始した地として知られる。パンアメリカン・ハイウェーが通る。人口6万 4800 (1990推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

トゥンベス(Tumbes)

ペルー北西部の都市。トゥンベス県の県都。エクアドルとの国境に近く、太平洋に注ぐトゥンベス川の河口に位置する。インカ帝国時代、キトへ通じる街道の要塞が置かれた。1942年、エクアドルからペルーの帰属となったのち、国境貿易で栄えた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トゥンベス
とぅんべす
Tumbes

南アメリカ、ペルー北西部、トゥンベス州の州都。人口8万7557(1998)。同国最北の町で、エクアドル国境に近く、1941年までエクアドルに属していた。エクアドル側のワキリャスとの間にパン・アメリカン・ハイウェーが通じる。太平洋岸に接し、インカ帝国を滅ぼしたスペインの征服者ピサロが上陸した土地として知られる。町の中央広場は花壇と大きな庭園木がみごとな調和をなし、周りを取り巻く教会やレストランなどと魅力的な風景をつくっている。[山本正三]

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