トーシューズ(その他表記)toeshoes

デジタル大辞泉 「トーシューズ」の意味・読み・例文・類語

トーシューズ(toeshoes)

バレエを踊るときに履く、かかとのない靴。つま先立ちができるように先端を固く、平らに作ってある。
[類語]シューズ短靴長靴雨靴革靴ゴム靴ゴム長運動靴ズックどた靴編み上げ靴ブーツ軍靴藁沓雪沓スパイクパンプスハイヒールローヒールローファースリップオンミュールスニーカーレインシューズオーバーシューズ

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精選版 日本国語大辞典 「トーシューズ」の意味・読み・例文・類語

トー‐シューズ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] toeshoes ) バレエを踊るとき履くくつ。つま先で立つことができるように、つま先が四角く、特殊な加工で固くなっている。〔尖端語百科辞典(1931)〕

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百科事典マイペディア 「トーシューズ」の意味・わかりやすい解説

トー・シューズ

バレエ用の舞踊靴。まわりはサテンで作られ,踵(かかと)はなく,爪先(つまさき)で立って踊れるように中底には硬い芯があり,爪先部分は麻などが膠(にかわ)で固められている。主に女性舞踊手がはくもので,男性は通常バレエ・シューズと呼ばれる靴をはく。→ポアント
→関連項目ダンカン

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世界大百科事典(旧版)内のトーシューズの言及

【フォーキン】より

…早くから振付に興味をもち,在来の,人物の性格を無視した見せ場本位の定型化したバレエのあり方にあきたらず,独自のバレエを発表した。それは演劇的一貫性を重んじ,主題の時代に即した衣装をつけ,ポアント(トー・シューズ)の使用を廃したもので,一部の演劇人,批評家の賞賛を受けたが,帝室劇場幹部には認められなかった。しかしバレエ・リュッスのパリ公演を企画したディアギレフはこの改革案に共感し,1909‐12年,14年のバレエ・リュッスの演目のほとんどをフォーキンに委嘱する。…

※「トーシューズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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