ドリュ・ラ・ロシェル(英語表記)Pierre Drieu La Rochelle

世界大百科事典 第2版の解説

ドリュ・ラ・ロシェル【Pierre Drieu La Rochelle】

1893‐1945
フランスの小説家,詩人,評論家。第1次大戦に従軍して数度も負傷し,その体験から詩集《審問》(1917)などが生まれた。1921年ころからアラゴンやブルトンらのシュルレアリスムに接近し,同時に現代政治への関心も深めてゆく。政治的エッセー《フランスの測定》(1922),中編小説集《未知なるものへの愁訴》(1924)などが好評をもって迎えられた。ヨーロッパの,特にフランスのデカダンスをいかに克服するかという課題に直面し,アラゴンらがコミュニズムに活路を見いだしたのに対してドリュはファシズムの道を志向した。

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世界大百科事典内のドリュ・ラ・ロシェルの言及

【NRF】より

…マルロー,サルトルらも同誌を通じて文壇に登場した文学者である。しかしポーランのあとを受けたドリュ・ラ・ロシェルがナチスに協力したため同人の支持を失い,43年6月で休刊を余儀なくされ,53年1月より復刊したが,もはや昔日の面影はない。なお今日フランス屈指の出版社であるガリマール書店は,この雑誌の出版機関をガストン・ガリマールが引き受けて成長させたものである。…

※「ドリュ・ラ・ロシェル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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