コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

NRF エヌエルエフLa Nouvelle Revue Française

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

NRF
エヌエルエフ
La Nouvelle Revue Française

フランスの文芸雑誌。『新フランス評論』。ジッドコポーシュランベルジェらが主唱者になって 1909年2月に創刊。同時代のほとんどすべての作家,批評家がこれに参加あるいは協力する一方,ドストエフスキーリルケなど外国作家を紹介,新しい才能の発見に努め,20世紀前半のフランス文壇において中心的役割を果した。編集には J.リビエール,J.ポーランドリュ・ラ・ロシェルらすぐれた批評家が代々これにあたった。第1次世界大戦中一時休刊。第2次大戦後も一時休刊したが,その後『新 NRF』として再発足,59年にはまた『NRF』に戻った。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

NRF【エヌエルエフ】

《新フランス評論》の略称。1909年創刊。20世紀の最も重要な文芸雑誌の一つ。ジッドクローデルらの指導と影響のもとに第1次大戦後のフランス文学の縮図の感があった。
→関連項目ガリマール[会社]コポーシュアレスシュランベルジェ狭き門ティボーデラルボーリビエール

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

エヌエルエフ【NRF】

フランスの文芸雑誌。正称は《La Nouvelle Revue française(新フランス評論)》。1909年2月,ジッド,コポー,シュランベルジェ,ゲオン,アルノー,リュイテルスを同人として創刊された。文壇に背を向けた小雑誌だったが,クローデル,バレリー,ジャムらの協力を得るとともに,アラン・フルニエ,ラルボー,ロジェ・マルタン・デュ・ガール,ジロードゥーら若い世代の才能を育て,第1次大戦前夜には新しい文学のとりでとしてひろく認められるようになった。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

NRF

フランス La Nouvelle Revue Française〗
フランスの月刊文芸誌。A=ジードらを中心に、1909 年創刊。すぐれた作家を輩出、フランス文壇・論壇で指導的立場を確立した。新フランス評論。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

NRF
えぬえるえふ
La Nouvelle Revue Franaise

現代フランスの代表的月刊文芸雑誌。『新フランス評論』の略称。1909年2月、ジッド、コポー、シュランベルジェ、ゲオン、リュイテルス、M・アルノーを同人として既成文壇の枠から外れたところで創刊された。最初2000部にも満たぬ小雑誌だったが、13年、アラン・フルニエ、マルタン・デュ・ガール、ラルボーら若い作家の作品を掲載して一躍新しい文学の中心となった。第一次世界大戦後、25年までJ・リビエール、その後ポーランを編集長として、名実ともにフランスを代表する文芸雑誌となり、サルトルはじめ、20世紀のフランスの文学者のほとんどが同誌によって育成されたといって差し支えない。第二次大戦中、ドイツ占領下でもドリュ・ラ・ロシェル(彼はナチスに協力)を編集長として43年6月まで刊行されたが、そのため戦後の復刊が遅れ、53年、ポーランとアルランを編集責任者として『新NRF』と名称を変えて現れ、旧誌名に戻ったのは59年以後のことである。ガリマール書店発行。[渡辺一民]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

NRFの関連キーワードアンリ アラン・フルニエジャン シュランベルジュカイエ・デュ・シュマンガストン ガリマールアルベール チボーテクライティーリオンガリマール[会社]ドミニク オーリモンフォールエヌエルエフモーヌの大将プルーストコクトーレオトー朴 賛謨渡辺一民アルトーチボーデアラゴンマルロー

今日のキーワード

隗より始めよ

《中国の戦国時代、郭隗(かくかい)が燕(えん)の昭王に賢者の求め方を問われて、賢者を招きたければ、まず凡庸な私を重く用いよ、そうすれば自分よりすぐれた人物が自然に集まってくる、と答えたという「戦国策」...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android