ドロンワーク(英語表記)drawnwork

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ドロンワーク
drawnwork

透かし模様をつくる刺繍技法の一種。衣服,ナプキン,テーブルクロス,ハンカチなどに用いられる。以下の2種に大別される。 (1) ドロンスレッドワーク 単にドロンワークとも呼ぶ。地布の織り糸の一部を抜取り,残りの織り糸を別の刺繍糸や地布を解いた糸を用いて,特殊なステッチでかがる。経,緯一方の糸を抜く場合と,両方を抜く場合とがある。 (2) ドロンファブリックワーク 別名パンチワーク punch workともいい,ゆるく織られた布の織り糸の何本ずつかを,特殊なステッチで1ヵ所に引寄せ,(1) と同様の糸でかがる。 (1) に比べて柄は小さいがじょうぶである。

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デジタル大辞泉の解説

ドロン‐ワーク(drawn work)

麻布などの織り糸を何本か引き抜き、残った織り糸を束ねて透かし模様を作る刺繍(ししゅう)。テーブルクロス・ハンカチなどに用いる。抜きかがり刺繍。

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大辞林 第三版の解説

ドロンワーク【drawn work】

刺繡ししゆうの技法の一。織糸を部分的に抜き取り、残った糸をかがったり束ねたりして透かし模様を表すもの。ドローンワーク。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ドロン‐ワーク

〘名〙 (drawn work) 布目の緯(よこいと)または経(たていと)を抜き、残りの糸をいろいろな模様にかがった刺繍。テーブルクロス、ハンカチなどに用いる。抜きかがり刺繍。〔舶来語便覧(1912)〕
※北京の幽霊(1943)〈飯沢匡〉二幕「夫人の手になるドロンワークやフランス刺繍の布が」

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