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ナルディーニ Nardini, Pietro

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ナルディーニ
Nardini, Pietro

[生]1722.4.12. リボルノ
[没]1793.5.7. フィレンツェ
イタリアのバイオリニスト,作曲家。 G.タルティーニ高弟。 1753~67年シュツットガルトの宮廷で独奏者と合奏長をつとめたのちイタリアに帰り,70年トスカナ大公の宮廷楽団の合奏長に就任。作品は約 10曲のバイオリン協奏曲のほか,バイオリン・ソナタ弦楽四重奏曲など。

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世界大百科事典 第2版の解説

ナルディーニ【Pietro Nardini】

1722‐93
イタリアのバイオリン奏者,作曲家。タルティーニの一番弟子。シュトゥットガルトで活躍した後,1769年からはフィレンツェでトスカナ公家宮廷楽長を務めた。美しい旋律,表情豊かで優雅な作風,名人芸的な技巧で知られる作品には,バイオリンのための協奏曲,ソナタ,二重奏曲,独奏曲のほか,弦楽四重奏曲,室内楽曲がある。ソナタでは,師の用いた緩急急の3楽章形式を踏襲しているが,拡大された第2楽章は古典派のソナタ形式に近づいている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ナルディーニ
なるでぃーに
Pietro Nardini
(1722―1793)

イタリアのバイオリン奏者、作曲家。1734~40年パドバでタルティーニに師事したのち、故郷リボルノで活躍したが、62~65年シュトゥットガルト宮廷楽団に属し、69年にはフィレンツェの宮廷楽団楽師長となり、93年に同地で没するまでその地位にとどまった。バイオリン協奏曲やトリオ・ソナタ、バイオリン・ソナタを多数残したが、とくにカンタービレの美しさで知られたバイオリンの名手であった。レオポルト・モーツァルトはそのバイオリン演奏の「音の美しさ、純粋さ、均質性」を称賛している。[樋口隆一]

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