デジタル大辞泉
「ニューミュージック」の意味・読み・例文・類語
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精選版 日本国語大辞典
「ニューミュージック」の意味・読み・例文・類語
ニュー‐ミュージック
- 〘 名詞 〙 ( 洋語new music ) 一九七〇年代に日本のポップス界に現われた新しい傾向の音楽。フォークやロック系の歌手や演奏者による、主として自作自演のポップス。従来の歌謡曲に比べて新しい感覚の流行歌。
- [初出の実例]「ニュー・ミュージックの歌手や」(出典:唐獅子株式会社(1978)〈小林信彦〉唐獅子意識革命)
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「ニューミュージック」の意味・わかりやすい解説
ニューミュージック
1970年代前半から登場した日本のポピュラー音楽の一分野。それまでの歌謡界がマスコミを媒体とし,芸人としての歌手が流行歌を生み出すプロダクション体制によって成立していたのに対し,アルバム作成やコンサート活動を中心とした活動で支持を得た。欧米の最新ポップスの流れを強く意識した楽曲で若者の感性に訴える〈新しい音楽〉として認識され,1980年代初頭,山下達郎,松任谷由実らの活躍でピークを迎える。以後こうした音楽形態が完全に一般化し,1980年代以降ロック,ポップス,フォークなどのジャンル分化が定着,ニューミュージックの総称は意味を失いつつある。
→関連項目歌謡曲|中島みゆき|フォーク・ソング
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「ニューミュージック」の解説
ニュー・ミュージック[new music]
日本のポップスのこと。'70年代中盤にできた呼び名で、フォーク系のシンガー・ソングライターたちが中心になったのでこの名がついたが、サウンド的にはロック的なものも含まれる。
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世界大百科事典(旧版)内のニューミュージックの言及
【歌謡曲】より
…身分の相違,義理,そして貧困という社会的制約を背景とする別れが主で,義太夫の〈泣き節〉に共通する。1970年代以降のいわゆるニュー・ミュージックも〈別れ〉をテーマにすることが多いが,〈心がわり〉といった個人的な意味あいでの別れが多くなっている。詩型は,〈7・7・7・5〉等7と5を基本にしているが,日常会話に近い自由なタイプのものも多くなってきている。…
※「ニューミュージック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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