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ネストロイ ネストロイNestroy, Johann Nepomuk Eduard Ambrosius

5件 の用語解説(ネストロイの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ネストロイ
ネストロイ
Nestroy, Johann Nepomuk Eduard Ambrosius

[生]1801.12.7. ウィーン
[没]1862.5.25. グラーツ
オーストリアの俳優,劇作家。初め法律を学んだが,1822年ウィーンの宮廷劇場オペラ歌手となる。その後喜劇俳優となり活躍。劇作家としては,当時の世相を写実的,風刺的に描いた作品で,ウィーン民衆劇の代表作家となる。

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百科事典マイペディアの解説

ネストロイ

オーストリアの劇作家,俳優。ウィーンの庶民感覚と機知が身上で,時事,世相を風刺する芝居に才能を発揮した。《お守り》《陽気なうさ晴らし》などがある。カールクラウスによって再評価された。

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世界大百科事典 第2版の解説

ネストロイ【Johann Nepomuk Nestroy】

1801‐62
オーストリアの劇作家。ウィーン生れ。最初はオペラ歌手を志したが,その喜劇的才能の方を買われて,40年近くもウィーンで最も愛された喜劇俳優となった。自分が演ずるための作品は早くから書いていたが,1833年に初演された《悪霊ルンパチバガブンドゥス》で最初の成功を収めた。この作品はシュトラニツキーに始まるウィーン民衆喜劇の伝統に立ちながら,先輩格のライムントとは違って,人間界の外側の妖精界を詩的には描かず,むしろパロディ化している。

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大辞林 第三版の解説

ネストロイ【Johann Nestroy】

1801~1862) オーストリアの劇作家・俳優。市民生活を題材にした喜劇で知られる。作「悪霊ルンパチバガブンドゥス」「楽しき哉憂さ晴らし」など。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ネストロイ
ねすとろい
Johann Nestroy
(1801―1862)

オーストリアの劇作家、俳優。ウィーン民衆劇とよばれる歌入り喜劇の傑作を多く書き自ら主役を演じて大いに人気があった。『悪霊ルムパチバガブンドス』(1833)で地歩を築き、滑稽(こっけい)ななかにも痛烈なペシミズムを含んだ作品によっていまなお評価が高い。アメリカのミュージカルの名作『ハロー・ドーリー』は彼の『楽しき哉(かな)うさ晴らし』(1842)を翻案したものである。[宮下啓三]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のネストロイの言及

【パン】より

…しかし,一定限度以上に穀物価格が上がった場合,パンの目方が減らないように消費者保護の政策がとられていた。19世紀にオーストリアの俳優J.ネストロイは舞台の衣裳にウィーンのパンの形をしたボタンをつけて登場し,観客の喝采(かつさい)をあびた。当時のウィーンのパンが小さくなり,人々の不満の的だったからである。…

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