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ハイパー・インフレーション hyper inflation

世界大百科事典 第2版の解説

ハイパー・インフレーション【hyper inflation】

物価上昇の勢いが激しく,1ヵ月間に数十%もの上昇が一定期間続く状態をいう。超インフレーションと訳される。第1次世界大戦後のドイツの例が最もよく知られているが,ほかにもほぼ同じころ起こったオーストリアハンガリー,ソ連などの例や,第2次大戦後のギリシア,ハンガリー,中国の例をあげることができる。また第2次大戦後の日本を含めることもある。
[背景]
 こうした悪性のインフレーションは,これまで平時に起こったことはないとされ,戦争や革命などに伴って起こっている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内のハイパー・インフレーションの言及

【インフレーション】より

… インフレーションは,インフレ率,つまり物価指数の上昇率の大きさによって,クリーピングcreeping(忍び足),ギャロッピングgalloping(駆足),ハイパーhyper(超)等の形容を付されることがある。おおまかに年率数%以下がクリーピング・インフレーション,10%を超えるとギャロッピング・インフレーションといわれるが,月率数十%以上になるとハイパー・インフレーションになる。このほかにも1970年代にポピュラーとなった〈2けたインフレdouble digit inflation〉という形容もある。…

※「ハイパー・インフレーション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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