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ハウチワカエデ

百科事典マイペディアの解説

ハウチワカエデ

カエデ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハウチワカエデ
はうちわかえで / 羽団扇楓
[学]Acer japonicum Thunb.

カエデ科の落葉小高木または中高木。葉および黄葉が美しく、メイゲツカエデ(名月楓)の名がある。葉は対生し、円形で径7~12センチメートル、掌状に9~11中裂し、縁(へり)に粗い重鋸歯(きょし)がある。葉柄は2~4センチメートル。冬芽の鱗片(りんぺん)は4~5対。雌雄同株。5~6月、散房状円錐(えんすい)花序をつくり、10~15個の花を開く。花冠は紅色で径約1センチメートル、鮮緑色の新葉とともに美しい。花弁、萼片(がくへん)ともに5枚、雄しべは8本。果実は翼が2個あり、秋に熟す。北海道、本州の温帯上部山地に分布し、山腹上部から尾根によくみられる。名は、葉形を天狗(てんぐ)の羽団扇(はうちわ)になぞらえたものである。北海道の庭園によく用いられるが、東京付近でもよく生育する。[緒方 健]

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世界大百科事典内のハウチワカエデの言及

【カエデ(楓)】より

…イロハモミジやオオモミジも俗にヤマモミジと称されることがあるが誤りである。ハウチワカエデA.japonicum Thunb.(英名fullmoon maple)は葉が掌状に9~11裂し,このグループの中では最も大きい。花もカエデの中では大きい方で,直径1cmほどあり,紅色の萼片が美しい。…

※「ハウチワカエデ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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