ハッカン(白鷴)(読み)ハッカン(英語表記)silver pheasant

世界大百科事典 第2版の解説

ハッカン【ハッカン(白鷴) silver pheasant】

キジ目キジ科コシアカキジ属の鳥。中国南部,インドシナ半島ミャンマーにかけて分布する。雄は体長約120cm,そのうち尾羽が60~75cmある。頭部には黒色の冠羽があり,顔は裸出して赤い。のどから下腹にかけては青みを帯びた光沢ある黒色で,背面は白く,黒く細い横線があり,尾羽は白く,脚は赤い。雌は,体長約70cm,顔の赤い裸出部分は小さく,脚は赤く,全体に灰色みを帯びた褐色のじみな羽色をしている。ハッカン飼鳥として著名で,江戸時代の飼鳥の本には,クジャクキンケイとともに飼い方が記されている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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