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ハナニラ(花韮) ハナニラIpheion uniflorum (Brodiaea uniflora); spring starflower

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハナニラ(花韮)
ハナニラ
Ipheion uniflorum (Brodiaea uniflora); spring starflower

ユリ科多年草で,アルゼンチン原産。日本には明治時代中頃に渡来した観賞植物で品種が多い。地下に 12~20mmの鱗茎をもち,ネギのような臭気がある。葉は多数,広線形肉質で長さ 15~30cm。春,高さ 10~20cmの花茎を出し,頂端に径 3cmほどの青色を帯びた白花を単生する。花被片6枚,披針形星形に開き基部は筒状になる。花壇の縁取りなどによく利用される。 10月頃,日当りと水はけのよい場所に球根を植付ける。じょうぶで育てやすく,1度植えれば放置したままでも毎年よく花をつける。

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世界大百科事典 第2版の解説

ハナニラ【ハナニラ(花韮) spring starflower】

星のような淡青色の花をつけるユリ科の球根植物。和名はニラ臭があるためついた。原産地はアルゼンチン。本種は昔より植物学者の間で科や属の所属について論争があったが,ユリ科のハナニラ属として取り扱われるようになった。ニラに似た葉を出し,4月中旬ごろより10cmあまりの花茎を伸ばし,1茎に1~2輪の星形の6弁花をつける。花茎は次々と出て20日間以上も続開する。ハナニラ属Ipheionは20種あまりが南アメリカに分布しているが,園芸品としてはハナニラが著名である。

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