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ハマグリ(蛤) ハマグリ

百科事典マイペディアの解説

ハマグリ(蛤)【ハマグリ】

マルスダレガイ科の二枚貝。高さ6.5cm,長さ8cm,幅3.5cm。殻表は黒褐〜白色,2放射帯のあるものなど個体によって異なる。内面は白色。北海道南部〜九州の内湾の潮間帯付近の砂泥底にすみ,養殖もされる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ハマグリ【ハマグリ(蛤) Meretrix lusoria】

マルスダレガイ科の二枚貝(イラスト)。ハマグリの名は全体が黒褐色をした個体をクリにたとえて浜栗といったという説がある。しかし,小石のことをグリというので砂中に潜っているのを小石にたとえてハマグリとしたというのが正しいようである。殻の長さ8cm,高さ6.5cm,膨らみ3.5cmに達する。丸みのある三角形で殻頂はやや前方に寄り,腹縁はゆるやかに丸く湾曲する。殻表は平滑で光沢があり,成長脈は弱い。殻表の模様は個体によって変異が大きく,黄色の地に殻頂から太い2本の黒褐色の放射帯のある型,多くの細い放射帯のある型,全面に小さい斑点のある型,全体が黄白色または栗褐色の型などがある。

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世界大百科事典内のハマグリ(蛤)の言及

【貝】より

…〈松山のまつが浦かぜふきよせばひろひて忍べ恋忘れ貝〉(忘れ貝),〈春たてばかすみのうらのあま人はまづ拾ふらんさくら貝をや〉(桜貝)などがそれである。 ハマグリの学名はMeretrix lusoria(1798命名)といい,これは遊女が遊んでいる貝という意味である。日本ではこのハマグリが平安朝以後,江戸時代まで上流子女の遊戯に使われたことは世界的に早くから有名であった。…

【貝】より

…《常陸国風土記》には貝塚の由来を説く巨人伝説が記されている。東京湾沿岸には多くの貝塚があるが,そこから出土する貝殻は,数からいうとマガキ,ハマグリ,アサリ,アカニシ,シオフキガイ,ハイガイ,オキシジミ,サルボオガイ(モガイ),オオノガイ,カガミガイ,ツメタガイ,ヤマトシジミの順である。これらは潮の満干(まんかん)する干潟にすんでいる種であり,二枚貝が多い。…

※「ハマグリ(蛤)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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