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ハルガヤ(春茅) ハルガヤAnthoxantum odoratum; sweet vernal grass

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハルガヤ(春茅)
ハルガヤ
Anthoxantum odoratum; sweet vernal grass

イネ科の多年草で,ヨーロッパ北部,北アフリカ,北アジア原産。日本には明治の初めに牧草として輸入され畑地につくられたが,すぐに野生化した。草丈約 40cmで,香気があり,葉は線形で先がとがり,毛はない。葉鞘は長い。初夏に,茎頂から長楕円形の花穂を出し,小穂を密集する。ハルガヤの名は英名に由来する。

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世界大百科事典 第2版の解説

ハルガヤ【ハルガヤ(春茅) (sweet) vernalgrass】

地中海地方原産のイネ科の牧草の1種。多年草で,密に叢生(そうせい)して株をつくる。茎は細く,直立し,高さは30~80cm,3~5個の節がある。葉は根生および茎上生で,線状披針形,長さは5~8cm,幅は2~5mm,鮮緑色で軟らかく,茎とともに無毛である。5~7月ごろ,茎の頂に長く抽出した花序を出す。花序は円錐形であるが,つまって,小穂を密生し,長楕円形の穂状に見え,長さは8~10cm,全体に緑色である。

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