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バレンチノ バレンチノValentino, Rudolph

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バレンチノ
Valentino, Rudolph

[生]1895.5.6. ブーリャ,カステラネタ
[没]1926.8.23. ニューヨーク
アメリカの映画俳優イタリアに生れ,1913年渡米。『黙示録の四騎士』 (1921) に主演し,熱狂的な人気を得てロマンチックな二枚目スターになったが,31歳で急死。主演作品『シーク』 (21) ,『血と砂』 (22) ,『熱砂の舞』 (26) 。

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百科事典マイペディアの解説

バレンチノ

イタリア出身の米国の映画俳優。《黙示録の四騎士》(1921年)でスターとなる。サイレント映画期に,性的魅力で二枚目俳優として圧倒的な人気を得た。ほかに《シーク》(1921年),《熱砂の舞》(1926年)等に出演。

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世界大百科事典 第2版の解説

バレンチノ【Rudolph Valentino】

1895‐1926
イタリア生まれのアメリカの映画俳優で,一世をふうびした〈美男スター〉として知られる。バレンティノとも書く。軍人になることに失敗し,1913年,パリをへてニューヨークへ渡る。雑多な仕事をしたあげくジゴロ的なダンサーとなり,非行青少年収容所暮しなどを経験したのち,ミュージカルショー地方巡業に加わってニューヨークを脱出し,17年,ハリウッドにたどりつく。 もっぱらエキゾティックなダンサーや色事師などの端役を演じているうち,MGMの前身であるメトロの実力者であった女流脚本家ジューン・メシス(1892‐1927)の目にとまり,スペインの小説家ブラスコ・イバニエス原作,レックスイングラム監督の《黙示録の四騎士》(1921)の主役に抜擢(ばつてき)され,〈神秘的な禁断のエロティシズム〉と〈抑制された情熱〉のシンボルとして女性の間で爆発的な人気を呼ぶ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バレンチノ
ばれんちの
Rudolph Valentino
(1895―1926)

アメリカの映画俳優。5月6日イタリアのカステラネートに生まれる。本名はRodolpho Alfonzo Raffaelo Pierre Filibert Guglielmi di Valentina d'Antonguollaと長いが、イタリア人の父が軍人の家系で名門を示す。母はフランス人。11歳で父が死亡、18歳のとき移民船でニューヨークへ渡る。農園主を夢みたが、その日の生活の糧(かて)のため、婦人の求めに応じ踊るテンセント・ダンサーとなる。人の勧めでハリウッドに行きエキストラとなり、やがて認められて、1921年『黙示録の四騎士』に主演、熱狂的人気を得る。ついで同年の『椿姫(つばきひめ)』『征服の力』『シーク』、翌年の『血と砂』に至り世界の婦人のアイドルとなる。美術デザイナーのナターシャ・ランボワと23年に結婚したが26年に離婚。ドイツの名女優ポーラ・ネグリと結婚のうわさのなかで同年8月23日に31歳で死去。女性ファンによって埋め尽くされた美男スターのニューヨークでの葬儀は映画界の伝説となった。[淀川長治]

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