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バング バング Bang, Herman

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バング
バング
Bang, Herman

[生]1857.4.21. アルス
[没]1912.1.29. ユタ,オグデン
デンマークの小説家。父は牧師であったが発狂して死に,母も彼が 14歳のときに死んだ。出世作『希望なき種族』 Håbløse slægter (1880) には世紀末的な憂愁が漂う。『ティーネ』 Tine (89) は祖国の敗戦を背景にした少年時代の回想,『白い家』 Det hvide Hus (98) は母と子の牧歌,『祖国のない人々』 De uden Fædreland (1906) は晩年の代表作。

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デジタル大辞泉の解説

バング(bang)

額(ひたい)の部分の垂れ髪。主に前髪についていうことが多い。その型や状態が、ヘアスタイル作りの大切なポイントとなる。バングス

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世界大百科事典 第2版の解説

バング【Herman Bang】

1857‐1912
デンマークの作家。父は牧師。法律の勉強を放棄し俳優を目ざすが成功せず,朗読家,記者,プロデューサーとなってヨーロッパ各地を巡った。作品には,夢が敗れ人生に失敗し,単調で苦しい日々を送る小市民の生活を好んで取り上げた。代表作には,祖国の敗北(1864)を背景にした長編《ティーナ》(1889)や,彼の名を高めた《静かな人》(1886)などがあり,短編集《軛(くびき)の下で》(1890)の中の〈イリーナホルム嬢〉などは小品であるが印象派的なタッチが特色である。

バング【Willy Bang‐Kaup】

1869‐1934
ドイツトルコ学者,言語学者。正しくはバングカウプ。《コーデックス・クマニクス》,突厥碑文,古代ウイグル語文献など古代および中世トルコ語(チュルク語)資料の文献学的研究,またトルコ比較文法,トルコ語歴史文法の研究法の確立などに優れた業績を残し,近代的トルコ学研究の創設者とされる。同時に,ガバインAnnemarie von Gabain(1901‐ )をはじめドイツ,スウェーデンフィンランド,トルコなどの多くのトルコ学者を教育・養成してトルコ学の国際的な発展に寄与した。

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大辞林 第三版の解説

バング【bang】

ひたいの辺りで切りそろえた前髪。 「 -スタイル」

バング【Herman Joachim Bang】

1857~1912) デンマークの小説家。抒情的な印象主義的作風で知られる。代表作「希望なき世代」「ティーネ」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バング
ばんぐ
Herman Bang
(1857―1912)

デンマークの小説家。アルス島の名家の出身。牧師の父は精神に異常をきたし、美貌(びぼう)の母は早世したため、孤独な少年時代を送り、早くから文学に傾倒。作品は精神病遺伝に対する恐怖、対独敗戦による世紀末的気分を基調とし、幼少時代や母の追憶がしばしば主題となる。『希望なき世代』(1880)はロスト・ジェネレーション(失われた世代)の典型を描き、この一作で地位を確立。流浪のダンサーを描いた『イレーネ・ホルム嬢』や、『路傍にて』(1886)、『ティーネ』(1889)、『白い家』(1898)なども知られる。晩年の作『祖国なき人々』(1906)では落魄(らくはく)の芸術家を描く。アメリカ講演旅行中、発作で倒れて没した。日本では森鴎外(おうがい)がいち早く短編を紹介している。[山室 静]

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