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パトナ Patna

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パトナ
Patna

インド北東部,ビハール州の州都。同州北西部,ガンジス川南岸に位置。前4世紀にマウリヤ朝の首都がおかれ,当時はパータリプトラと呼ばれていた。4世紀からはグプタ朝の首都となり繁栄が続いたが,6世紀にエフタルによって破壊された。スール朝,次いでムガル帝国のもとで河港都市として発展。 1765年にイギリス軍に占領された。市街は川に沿って 20km近くも延び,商店,住宅の密集する旧市街と,行政機関,博物館などのある新市街とに分れる。農機具,薬品,自転車などの工場も立地。 15世紀のモスク,パトナ大学 (1917) ,文書館,シク教第 10代の師 (グル) ゴービンド・シンを記念する寺院がある。人口 91万 6980 (1991) 。

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デジタル大辞泉の解説

パトナ(Patna)

インド北東部、ビハール州の都市。同州の州都。ガンジス川南岸に位置し、付近にガンダク川ソン川ガガラ川などの支流の合流点がある。紀元前5世紀頃、マガダ国の都パータリプトラが置かれ、続いてマウリヤ朝やグプタ朝の都になった。米・小麦・砂糖などの集散地。パトナ大学、パトナ博物館、英国統治時代の街区バンキブルなどがある。パトナー。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パトナ
ぱとな
Patna

インド東部、ビハール州の州都。人口137万6950、周辺部を含む人口170万7429(2001)。ガンジス川本流とガンダク川、ソン川、ガガラ川の各支流が合流する付近に位置する交通上の要地で、紀元前5世紀から現在に至るまで、文化、交易の中心地として発達してきた。市街地はガンジス川の右岸に沿い幅2キロメートル、長さ20キロメートルにわたって東西に細長く延びる。東部が旧市街地で、穀物商、香辛料商などの小さな店や住宅の密集するなかに16世紀のモスク、17世紀のシク教寺院などがある。中央部がバンキプルといわれる植民地時代の市街地で、かつては多くのイギリス風建築物があった。西部は新市街地をなし、病院、高等裁判所、高級住宅が並び、アラビア、ペルシアの古文献の収集で有名な図書館や、パトナ大学がある。これまでのガンジス川堤防と鉄道に挟まれた帯状の市街地は西部、南部へと拡大している。米、小麦、砂糖などの農産物を集散するとともに、織物、ガラスなどを産する。[中山晴美]

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