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パピノー パピノー Papineau, Louis-Joseph

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パピノー
パピノー
Papineau, Louis-Joseph

[生]1786.10.7. モントリオール
[没]1871.9.24. ケベックモンテベロ
カナダの政治家。 1808年ローワーカナダ植民地下院に選出されたのち,一時弁護士を開業。アメリカイギリス戦争 (1812) に従軍,14年再び下院議員となり,15~22,25~26,28~37年ローワーカナダ植民地下院議長をつとめた。

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世界大百科事典 第2版の解説

パピノー【Louis‐Joseph Papineau】

1786‐1871
イギリス領北アメリカロワー・カナダ植民地の政治家。1837年のロワー・カナダにおける反乱の指揮者として知られる。モントリオールに生まれ,1808年に立法議会に選出。1812年戦争への従軍で中断したのち,14年再び議員となり,15年から37年まで,わずかな中断を除いて議長を務めた。当時のロワー・カナダ政界では,イギリス人総督と官吏を中心とする〈城砦閥〉の寡頭政改革を要求して,フランス系カナダ人〈愛国者〉が議会を通じて闘っていたが,パピノーはその指導者と仰がれた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パピノー
ぱぴのー
Louis Joseph Papineau
(1786―1871)

イギリス領ロワー・カナダ(現ケベック州)の政治家。1814年ロワー・カナダ立法議会下院議員に選出されて政界に入り、翌年から37年の反乱勃発(ぼっぱつ)まで下院議長を務めた。20年代、ロワー・カナダではイギリス総督を中心とする寡頭政治の改革を要求してフランス系「愛国者」が戦い、彼はその指導者に推された。34年、議会に「92か条の決議」を提出するなどの議会を通じての改革運動に失敗した「愛国者」は、37年秋彼を中心として蜂起(ほうき)したが、あえなく鎮圧され、彼はアメリカ合衆国に亡命。のちに大赦によりカナダへ戻り議員生活を続けたが、往年の指導力は発揮できなかった。「ケベック独立運動の祖」と仰がれるが、彼自身は急進的思想家ではなかったといわれる。[大原祐子]

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世界大百科事典内のパピノーの言及

【カナダ】より

…この運動においてはノバ・スコシア,ロワー・カナダ,アッパー・カナダの3植民地がとくに際だっていたが,ノバ・スコシアが平和裡に,最も早く責任政府を実現したのに引き替え,後2者は紆余曲折を経た。 アッパー・カナダにおける政治の民主化運動はW.L.マッケンジー,ロワー・カナダにおけるそれはL.J.パピノーを指導者として展開された。1820年代から30年代にかけ,2人とも議会を通じて政治改革を進めようとしたが,アッパー・カナダでは英国国教会と結託して政界を牛耳る〈家族盟約〉の,ロワー・カナダでは総督,イギリス官吏と彼らを支える商人が形成する〈城砦閥〉の力が強く,2人は蜂起に訴えて目標を貫徹しようとした。…

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