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ヒイラギナンテン

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百科事典マイペディアの解説

ヒイラギナンテン

中国〜ヒマラヤ原産のメギ科の常緑低木。庭木や切花用に栽植。葉は革質で光沢があり,奇数羽状複葉で,小葉にはとげ状の鋸歯(きょし)がある。春,葉の間から総状花序を出し,黄色の6弁花をつける。

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世界大百科事典 第2版の解説

ヒイラギナンテン【Mahonia japonica DC.】

メギ科の常緑低木(イラスト)。ヒマラヤから中国大陸や台湾にかけて野生し,17世紀末に薬用木として日本に渡ってきた。株立性で,材や内皮および根は鮮黄色になる。葉は互生で,奇数羽状複葉が枝先に叢出(そうしゆつ)し,革質で光沢がある。小葉には大きな鋸歯があり,ヒイラギに似て尖鋭で触ると痛いので,公園や人留用の植込みに植えられる。花は黄色,3~4月に総状花序に小花を多く咲かせ,萼は9枚で花弁は6枚。果実は液果,6~7月に紫黒色に白粉がついたように熟す。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒイラギナンテン
ひいらぎなんてん / 疼木南天
[学]Mahonia japonica (Thunb.) DC.

メギ科の常緑低木。高さ1~2メートル。樹皮はコルク質で粗く、材は黄色である。葉は枝の先に集まって互生し、奇数羽状複葉。小葉は9~13枚が対生し、卵形または楕円(だえん)形で先はとがり、縁(へり)に先が刺(とげ)状の粗い鋸歯(きょし)があり、革質で表面は光沢がある。3~4月、葉の間から長さ10~15センチメートルの湾曲した総状花序を数個出し、黄色の小花を開く。萼片(がくへん)は9枚、花弁は6枚で先は2裂し、基部に2個の腺点(せんてん)がある。雄しべは6本、葯(やく)は弁が開いて花粉を出す。雌しべは1本。果実は楕円状球形の液果で長さ約8ミリメートル、7月ころ紫黒色に熟し、表面は白い粉をかぶる。中国大陸中南部、台湾原産で、日本へは天和(てんな)~貞享(じょうきょう)(1681~88)ころに渡来した。耐寒性はやや弱く、関東地方以西の本州で庭に植え、いけ花に使う。名は、ナンテンの仲間で、葉がヒイラギに似ることによる。近縁のシナヒイラギナンテンM. bealei (Fort.) Carr.は中国中部原産で、全体にヒイラギナンテンより大形で耐寒性があり、生育がよい。またホソバヒイラギナンテンM. fortunei (Lindl.) Feddeは中国原産で、小葉は長披針(ちょうひしん)形で5~9枚が対生し、9月ころ総状花序に黄色の小花を開く。ともに繁殖は実生(みしょう)、挿木、株分けによる。[小林義雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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